�� ページ20
●平野side
n「それも、何回も病院に行っとるんですけど、一向に良くならなくて......」
h「ちょ、廉。いいって......」
確かに、ここずっと不眠気味だし、病院に行って注射やら痛み止めやら湿布やらマッサージやら......とにかくあらゆる手は試しているけど、なかなか良くならない。
けれどそれをこんな、嵐の皆さんの前で話すなんて、恥ずかしいし、申し訳ない。こんな事を言ったら、また心配かけちゃうじゃん。
ほら......。みんな、びっくりした顔してる......やっぱり＿＿
けど廉は、「隠しててもしょうがないやろ」と言う。
翔「そうだよ。俺らは、知れてよかったけどね」
雅「ね！そしたらまた何かフォローできるかもしれないし！」
けど、少しして返ってきた反応は思っていたよりも明るいもので、びっくりして見上げた。
もっと、気を遣わせてしまうと思っていた。それが嫌で、言いたくなかった。けど、皆さんは、それを聞いてもいつもと変わらない様子で、声を掛ける。
驚いている俺に、二宮くんが歩み寄ってきて、「あのね」と一人だけ神妙な顔つき。
和「俺もね、腰、悪くしてるから、平野のつらさはよぉぉくわかる」
そういえば、そうだった。思い出した。二宮くんも、坐骨神経痛を患って、だいぶ症状が重い事を。俺だけじゃない......。というか、俺よりももっと重いのかもしれないのに＿＿
なのに、そんな彼の前で、こんなみっともない姿をさらけ出して、挙句に助けて貰って。みっともなくて、申し訳無くて、いたたまれなくなった。
和「あれはなかなか良くならないし、厄介だよね。足引っ張っるのが嫌で、無理したくなりかもしれない。けど、絶対甘く見ちゃ駄目。腰痛は、甘く見たら怖い、本当に＿＿」
その真剣な眼差しに、ごくりと唾を飲み込んだ。そんな俺を見て、フッと表情を和らげ、続ける。
和「けど......大丈夫。いざという時は、素直にメンバーに頼れば、助けてくれるから。
俺もここまで来れてるのは、メンバーのお陰だから＿＿」
恥ずかしげもなく、堂々と、一片の迷いなく、断言した二宮くんは、本当にかっこよくて、そして、嵐さんの確固とした強い絆が伝わった。
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ありす(プロフ) - Makeさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します♪ (2019年2月21日 23時) (
レス) id: 5980c14644 (このIDを非表示/違反報告)
Make(プロフ) - 更新頑張って下さい！ (2019年2月21日 22時) (レス) id: 7387ff000b (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ありすさん» ああありがとうございます…｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ 感心に尊敬もして頂けて、満身創痍でございます…泣 そんな事ないですよ！病気の事とか凄い的確で、私はいつも調べても何が何だか全然分からなくて笑 流石だな、と感心しています(*´-`) これからも頑張って下さい♪ (2019年2月3日 20時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - しぃさん» いえいえ！リクエストがあっても、どうしても同じようなものとかもあるのに、よくいつもあんないろいろな惹き込まれる話が書けるのか、といつも感心尊敬です(；▽；)私も知識全然無くて、多分小説書きながら恥かいてます笑そうですね、短編楽しくなってます笑 (2019年2月3日 0時) (レス) id: 79dd5b254a (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - ありすさん» きっと既にネタ尽きてるはずです(;´д｀) (2019年2月2日 23時) (レス) id: 52f541da79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす
| 作成日時：2019年2月2日 15時
