強すぎるイケメンくノ一は忍たまになりました

11話 ページ12

ペアーが決まってから山田先生が四つの紙を出した

山田「この紙の中にどの城に行くか書いてある好きなのを選べ」
貴方「私は余り物でいい」

私はそう言ってみんなの後ろに並んだ

七松「なら！私から！」

小平太が勢いよく紙を取った

食満「じゃあ、これだ！」
立花「じゃあ、私たちはこれをいただこう」

みんながそれぞれ取ったのを見て余った物を取った
紙には…

貴方「(タソガレドキか)」

タソガレドキと書いてあった

食満・潮江ペアー……ドクタケ
立花・中在家ペアー…ドクササコ
善法寺・七松ペアー…オーマガトキ

だった

食満「A！」
貴方「？」
食満「いいか 包帯を巻いている男には気をつけろよ」
貴方「？わかった」

何故か留三郎にそう言われた

山田「それでは、始め！」

山田先生の合図でみんなが一斉にそれぞれの旗を取りに向かった

貴方「タソガレドキはこっちか…」

私は一人でタソガレドキに向かった
数分くらいするとタソガレドキが見えた

貴方「あそこか…」

私は木の上から城を見渡すように見ていた
奥の方に白のドクロマークが入っている旗を見つけた

貴方「あれを取ればいいんだな…」

私は静かに忍び込んだ
バレないように旗に辿り着いた

貴方「これを持っていけばいいんだな」

旗を取り折りたたんで懐に入れ、城から出ようとしたら…

？「何をしているの？」
貴方「！」

屋根瓦のところに包帯を巻いた男がいた

貴方「(包帯を巻いている男…)留三郎が言っていた奴か…」ボソッ
？「何者なんだい？」
貴方「授業の課題なんです それでは」

私はそう言って勢いよく外に出ようとしたら…

？「授業？」

男は目の前にやってきた

貴方「…」
？「君は忍術学園の生徒？でも、君みたいな子見た事ないけどね」
貴方「最近入ったばかりなので」

立ち去ろうとしたら、向こうの木のところに一人忍びがいた

貴方「すまないが、授業が終わるまでに行かないといけない あそこにいる忍びは邪魔になる どこかやってもらえないか」
？「！」

包帯の男は驚いた顔をしていた

？「よくわかったね」
貴方「気配でわかる…そろそろ時間だ 帰らせてもらう」

私はそう言ってクナイを相手に投げた

？「！」

キィーン

相手がクナイに気を取られている隙に城から出て行った

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