私の兄達は私が嫌いらしい 【おそ松さん】

4話 ページ5

家に帰ると兄達は居間の方にいた
私はこっそり上に行き服を着替えて下に降りた

貴方「お母さんただいま」
松代「あら、Aおかえり早かったのね」
貴方「今日はね」
松代「ご飯まだだから居間の方にいたら？」
貴方「居間は兄さん達がいるから嫌」

私がそう言うとお母さんは私の方を見た

松代「Aはニート達の事どう思ってる？」
貴方「え？」

いきなりの質問に驚いた

貴方「…嫌いかな」
松代「酷いこと言うから？」
貴方「うん」
松代「もし、ニート達が普通に話しかけてきたらどうする？」
貴方「普通に？」
松代「昔みたいに話しかけてきたら？」
貴方「うーん……」

私は考えた

貴方「すぐには無理だけど…話したいとは思うようになるかな？ わかんないけど」
松代「そう！それならいいわ」ニコッ
貴方「？」

お母さんはご飯を作り始めた

貴方「(なんだったんだろ？)」

私はしばらく疑問に思っていた

六つ子side

俺たちは居間にいる時 玄関の扉が開く音が聞こえたなんの声も出さずに上に行くきっとAだ

おそ松「(今日こそは)」
カラ松「(ちゃんと！)」
チョロ松「(Aと)」
一松「(会話を)」
十四松「(しないとね！)」
トド松「(じゃないと…)」
みんな「(嫌われちゃう！)」

俺たちがそんなことを考えているとAは普段着に着替えて降りてきた

貴方「お母さんただいま」

俺たちは扉の隙間からAを覗いた

六つ子「(私服姿もかわいい〜！/////)」

Aの私服に見惚れていると母さんとAが話をし始めた

松代「Aはニート達の事をどう思ってる？」
貴方「え？」
六つ子「！！」

知りたい！

俺たちはドキドキしながら答えを待った

貴方「…嫌いかな」
六つ子「！！」ガーン！
松代「酷いこと言うから？」
貴方「うん」
六つ子「(本心じゃないんだよ〜！)」
松代「もし、ニート達が普通に話しかけてきたらどうする？」
六つ子「！」
貴方「普通に？」
松代「昔みたいに話しかけてきたら？」
貴方「うーん……」

Aは考えていた

ドキドキ…

貴方「すぐには無理だけど…話したいとは思うようになるかな？ わかんないけど」
六つ子「(A〜…)」

俺たちは泣いた

松代「そう！それならいいわ」ニコッ
貴方「？」

母さんはそう言ってから俺たちの方を見た

六つ子「(よし、今後は絶対に普通に話しかける！)」

六つ子side終了

この時六つ子達の心は１つになった

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