【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん

第22訓 ページ26

狂気馬鹿二人がほんとに殺り合い始めたので

阿伏兎と来島に別の部屋へと避難させられた

珍しいらしいけど私の場合彼女の呼び方来島だからな

だってほら…失礼だけど名前がちょっとアレじゃん？←

だから名前呼びに抵抗あんだよ


『はぁ〜……助かった……ありがとな

マジで死ぬかと思ったわ』←

阿「こん位御安い御用さ

あのすっとこどっこい共の相手にゃ慣れてるんでね」

来「別にアンタを助ける為にやった訳じゃないっス

アンタを生かしてるのも晋助様の為ッス」


あーそういえば来島って高杉の事好きなんだっけ？

にしてもツンツンし過ぎじゃね？


『ツンデレ…？』←

来「なっ！？

つつつツンデレって何言ってんスか！？

べべ別に私は晋助様の事なんて好きじゃないッス！

いや好きだけどそういう好きじゃ…」

『いや誰もそこまで言ってねぇから落ち着け』


ま、心の中で呟いたけどな

あまりにも面白い動揺っぷりだったから見てて楽しかったわ←


阿「つかツンデレって嬢ちゃんが言っていいのか…？」

『は？何で？』

阿「いや、極度のツンデレって団長が言ってたから」

『とりあえずあいつのアホ毛引っこ抜いてくる』←

来「殺されるのがオチっすよ」

『だな、しばく位でやめとく』

来「いやアホ毛抜くよりエスカレートしてるじゃんやめとけって」


あ、喋り方変わった

おそらくツッコミだったんだろうな、今の

つーか今ふと思ったんだが


『アンタとは気が合いそうな気がする』

来「え？私と…アンタが…？」

『おう

ほら…特に素直じゃない所…とか……』

来「…アンタは晋助様の事どう思ってんスか？」

『来島には悪いけど誘拐犯だと思ってる

勿論阿伏兎の馬鹿上司も』

阿「ま、そりゃそうだよな」

『だから別に変な感情とかはねぇから安心しろ

むしろ私はアンタを応援するよ』

来「っ！！

だ、だから違うって！！」

『ハイハイ

ほんとに何処かの誰かさんにそっくりだよ

出来る限りで良い

せめて少しでも仲良くなろうぜ、来島』


薄く微笑みながら来島へと手を差し出す

クソ男達のせいで最近キレてばかりだが、

これでも女子には優しいんだぜ？私

むしろ女子のお友達ウェルカムだ←

来島は戸惑ってるのか、

私の顔と手を交互に見つめていた

でもちゃんと手は取ってくれた

よし、女子の友達増えた

友 逹 が 増 え た (歓喜)

しょーもない事だろうけど前世では友達が一人しかいなかったからすげぇ嬉しい

阿伏兎とも一応なっといた←

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