【銀魂】逆ハーなんて平和の妨げ補正いらん

第11訓 ページ13

神ちゃま「あ、行き止まり

こりゃ詰んだね」

『呑気に言ってる暇あるなら早く何とかしろよ！』


私をサポートする為に降りてきたんだろお前！

今のところサポートどころかほぼ邪魔しかしてねぇぞ

目の前の壁を叩くも、当然壊れたりはしない


『なぁ神ちゃま

この壁壊せたり出来ねぇのか？』

神ちゃま「出来るけどめんどくさい

体力も使うし」

『こんの怠惰神が…！』


財布の中身を増やす以外私の為になってねぇじゃん！

こいつの事を見直した私が馬鹿だった…


土「そこまでだ」

『げっ、来やがった…』

沖「大人しく降参しなせェ

テメーにもう逃げ道なんざねぇよ」


おい神ちゃまこの状況を何とかしろ今すぐ！！


─別に此処は大人しく捕まってみても良いんじゃない？

こいつらを攻略出来るチャンスだし─


そんなモンいらんわ！！

何でわざわざ捕まって攻略する必要あんだよ

やってられるか


─そう堅い事言わずに〜

ちょっとだけ、ね？─


……もうそれでいいや←諦めた))


・

・

・


『……えっと、つまりずっと私を追い掛けてたのは…』

土「お前を真選組に入れる為だ」


え？いやいや

何で？？

私何かしたっけ？


沖「忘れたとは言わせねぇぜ

テメーが前に攘夷浪士を弓矢一発で仕留めた事を」


あ、何だその事か

てか、仕留めてねぇし

あくまで足止めしただけだからな

なんならあぁやったのも神ちゃまの変な命令のせいだから


『あ、あれ見てたんですね…

ビックリしちゃいましたよ

ほ…ほほほほ……』

沖「……いくら人見知りでもそんな不自然なキャラ定着させなくても良いんじゃないですかィ」

『え』

土「あとお前がそこのガキに全く違う態度取ってるのを俺達は見たからな」


嘘だろ…

神ちゃまというと、知ってたのか唇を尖らせて私と目を合わせない

サポートは何処行ったんだよ


『…言っとくけど私は入らねぇから

第一真選組って男しか入れねぇんだろ？』

土「それなら既に近藤さんに許可を取ってるから問題ない」

沖「あとお前の意見なんざ関係ありやせん

お前が真選組に入る事はもう決まってるんでィ」

『…はぁ！？』


待て待て待て

何勝手に話進めてるんだよ！！

しかも私の意見関係ないだと！？

ふざけんな訴えんぞ！

あ、訴える先こいつらだった←

とにかくそっちがその気ならこっちだって手を打つ

それは…


『逃げんぞ神！』

神ちゃま「え？あ、うん」


さてはこいつ自分で決めた名前忘れてたな←

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