頼むから寝かせて【リク】 ページ46
sideA
とても月が綺麗な夜だった
夏だけど夜風は涼しく、寝やすい気候だ
三日月「(´〜`)..」
案の定チビ達はスヤスヤと寝息をたてて眠り
大人も、寝たり、残った仕事をしたりしていた
なのに、だ
骨喰「うぁあああああ！」
鯰尾「びぇぇえええん」
『...仲良しね、キミ達』
この二人が眠ってくれない
鯰尾と骨喰の泣き声で他が起きなきゃいいんだけど
『ほら、泣くな泣くな。男だろ、お前ら』
とはいえ、小さい子供ってなぁ言って泣き止むほど単純じゃねぇんだよなぁ......親戚の四歳児もこんなだったし
『ほーら、骨喰ー...鯰尾ー、
( ´⊃ω⊂｀ )いなーいなーい』
骨喰「ふえっ...う.....」
鯰尾「..ぅ」
二人の動きがピタリと止まった
『(∩・∀・∩)ばあ』
鯰尾「ｷｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ(*≧∀≦)」
骨喰「うあﾞぁあﾞぁあぁﾞぁあﾞぁぁ」
『うるっせぇな！？』
鯰尾はあやす事に成功したけど
骨喰はダメだった
...にしても、鯰尾うるっせぇ！
鯰尾「＼(´・∀・｀)／ンバッ！＼(´・∀・｀)／ンバッ！(* ´ ꒳ ` *)/んーばぁっ。」
『わかったわかった..わかったから寝なさい』
テンションが上がったのか、鯰尾は俺の前で
立ったりしゃがんだりを繰り返す
鯰尾「ねんねないない！」
『明日遊べないから寝なさい』
俺は未だに泣きわめく骨喰を抱き上げ
鯰尾を布団に入れる
鯰尾「( ´⊃ω⊂｀ )いなーいなーい」
『寝ようねぇ』
とんとんと胸辺りを優しく叩いてあやす
鯰尾「..とんとん、やぁ」
『じゃあ寝て』
鯰尾から手を離し、骨喰の背中を叩く
時々しゃくり上げながらも、泣き声は聞こえなく
なってきた
少しすれば、スースーと寝息が聞こえてくる
さっきまで火がついたように泣いてたのに..
『..骨喰は、眠ったな』
寝たのを確認して骨喰を布団に降ろしてやる
...が、まだ寝てない鯰尾は横にいる骨喰のほっぺたをつついたりしていた
『こら、やめなさい』
ここで起きられたらたまらない俺は鯰尾の手を掴み止めさせた
鯰尾「..あるじ、や！」
『あっそう、じゃあ主はもう行くからね』
離れると再び骨喰で遊ぼうとするから
俺は呆れて言い放った
『早く寝ない悪い子の所には鬼が来るよ。髭切は寝たし、知らないからね』
すると鯰尾は手を止めて大人しく布団に潜った
鯰尾「おやすみしゃい」
『はい、おやすみ』
襖を閉めて廊下を歩く
これでやっと...俺も
大和守「あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ(´இ□இ｀｡)°」
..寝られないらしい
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風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
