変わり果てたのは ページ1
現世から帰って来た俺は
本丸についたのだが
門を潜って中に入った途端、異変に気づく
『...』
どうして誰も、外で遊んでないんだ？
それに加え...本丸が何処か廃れているような
しばらく呆然として門のとこに立っていたら
政府の管狐...こんのすけが現れた
こん「審神者様！！」
『久しぶり』
一応挨拶したけど、こんのすけは酷く汚れていた
汚い！
『なぁこんのすけ、なんでみんな外いないの？
それになんか静かすぎねぇ？』
とりあえず埃だけ払ってやって問いかけると
こんのすけは涙目になり、いきなり俺に
飛びついてきた
こん「お助け下さい！審神者様！どうか！」
『うわっ！？』
こん「もう、もう限界でございます！彼等がっ...壊れてしまう！」
泣きながら俺に縋ったこんのすけの言葉に
俺は眉を潜めた...壊れる？限界？
『どういう訳？』
こん「審神者様が運ばれ、数週間...刀剣男士達はずっと貴方を待っていました。政府の桜城様からの連絡もあり..今か今かと、皆首を長くして待っていたのです」
『うん？』
ここまでの話ならば、堕ちたのかなぁとか
そういう事を想像しただろう...実際したし？
けど、違った
こん「桜城様は、必ず貴方が戻ってくると仰り、変わりの者は寄越さないと申し上げましたっ.....たしかに、あの方はそれを守っていた。ですが、ある日突然..女が乗り込んできたのです」
『女？』
震えるこんのすけを撫でながら俺は話を聞く
こん「はいっ...その女はズカズカと入り込み、そして言いました。“今日から此処の審神者は私よ！小さい子達は、私を母親のように、大きい奴等は妻のように愛し、そして敬いなさい！”と.....当然彼等は反対しました。ここは我等の家だ。他人が勝手に踏み込むな、と..ですが、反対した者は..大きい者ならば皆、夜枷をさせられ、小さな者達ならば、三日地下牢へと閉じ込められた。その仕置きから、彼等はその女を受け入れざるを得なかったのです」
『じゃあ何...もしかして、乗っ取り？』
こん「はいぃ！」
一層泣き出したこんのすけに苦笑して、毛並みを撫でてやる
そして立ち上がって、もう一度本丸を見上げた
なるほどね...だから皆外にいないのか
余計な事をすれば、また仕置きを受けるから
『はぁん...してくれるね、そいつ』
どんな顔してんのか知らねぇけど
『うちの刀剣男士達にちょっかい出して、無事でいられるとは...思ってねぇよなぁ？』
こんのすけの小さい悲鳴が聞こえた気がしたけど
気の所為だろ！うん！
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風船ガム - Nさん» はい！ありがとうございます！と、吐血...！？ 鶴丸「ちぃはくのか？.....いたいか？なでてやるぞ」...楽しみにしてて下さい！ (2018年8月14日 19時) (
レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 朗報を拝見しました！またお話しが出来るとの事で、今からすごく楽しみです。あの可愛すぎるちびちゃんたちや、保護者たちの生活が読めると思うと、吐血しそうです。楽しみにしています！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Nさん» 初めまして！ありがとうございます！そんな...虜にしてしまいましたかｗ.......本当にありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月14日 16時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
N - 初めまして。作品を拝見致しました！とても素晴らしい作品ですね。何度も読んでいますが、読むたびに、色々な魅力を感じられて、今ではすっかり貴女様の作品の虜になっています！これからのお話しの展開が楽しみです！ (2018年8月14日 13時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - mii(｡ρω-｡)さん» それは良かったです！...こちらこそ返信が遅れて申し訳ございません！！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2018年1月11日 21時
