厨二病作者のアベアテ5 (ページ15)

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バイオハザード第２！！27 ページ15

アテネside

アベ「ｳｸﾞｯ...アテネ...泣き止んだ...？」

アテ「う...ｸﾞｽﾝ...ん..！」

やっと泣き終わった

長いようで短かった

アベ「アテネ...鼻水出てるよ..！(ｼｭｼｭ)はい、チーンして」

は？

子供みたいな扱いされた？

....

いいや

甘えられる時に甘えよう

アテ「((鼻をかむ音))ありがとね...！」

アベ「どうしたしまして...！ｸﾞｽｯ」

アテ「アベルも垂れてない？貸して(ｼｭｼｭ)はい、アベルもチーンしなよ...！」

アベ「ありがとう...！((鼻をかむ音))」

こんなことしたことないから新鮮だな

やっぱり君の笑顔を見ると私は、元気が出るよ

アベ「アテネ...愛してるよ...！」

そんなのわかりきったことだよ

アテ「私もだよ...アベル..！」

ずっと一緒に居たから分かることだけど

今回のも違う

この地獄のような世界になっても

愛し合えるのだから

アベルがどの世界線にいても

私は、君のそばにいたい

アベ「ところでさ、そろそろあっちにいく？」

アテ「いや、まだこのまま一緒にいようよ」

だってここまで「初恋」が進むなんて思わなかったから

アベ「そうだね。あの人達も空気読んでくれるから安心してられるね」

あの人達は、何で私達を助けて守り通してくれるのかな？

アベルが、あの人を拾った時は、どうしようかと思ったけど

助けて良かったな

アベルの優しさが今「恩返し」としてあの人達は「奴ら」と、戦ってるんだ

にしても暖かい

...

まだ甘えてていいよね？

アテ「アベルあともうちょっと抱き締めててもいい？」
アベ「アテネあともう少し抱き締めててもいいかな？」

ハモった

アベ「ハモったね...//」

アテ「う、うん...//」

アベ「もうさ、ここで暮らすようになったらさ少しの間だけお互いに察してみよう？」

アテ「いいよ！私の思ってること分かるかな？」

アベ「これは、あれだね。「考えるな察しろ」の、精神だね」

アテ「え？」

アベ「え？」

考えるな察しろ？

こいつらしいネーミングセンスだな

アテ「フフフっ！」

アベ「...アハハ！」

やっぱり私達は、こうやって一緒に笑い合う方が似合う気がする

笑い合うときは、笑い

泣きたいときは、一緒に泣く

私達にとっての当たり前

人類最後が私達になっても私は、アベルへの想いは、貫き通すよ

アベ「アテネ...暖かい...//」

アテ「ア、アベルも暖かいよ...//」

このまま地獄が終わればいいのに

そんなこと考えてたら眠くなってきたな