44四人で ページ44
まずい…これはまずい気がする…
まひるちゃんは私が思うよりずっとすごかった…
勝己への想いはきっと本物で…今勝己と知り合える
チャンスを何がなんでも物にしようとしている…。
勝己はと言うと鋭い目付きでまひるちゃんを
睨み倒している。女の子に向ける顔じゃないよ…
「A…友達か…？」
轟くんでさえ少し驚いた様子で私に尋ねてきた
「…あ、う、うん…まひるちゃん、
クラスメイトなの…」
「親友だよねーっA！！」
「…あ…えと…」
ニコニコして私を見てくるまひるちゃん
「……う…ん」
って…私…ほんと何言ってるの…私の親友は
春紀だけなのに…
「おいA！！！」
「っ！！！」
勝己に大声で呼ばれて恐る恐る顔を見た
…何故か怒鳴られるって思ってたけど…
予想とは裏腹に、冷静な表情で私を見ていた
「…どーでもいい、帰んぞ」
「…か……勝己…」
勝己は…私だけを見て、私の事を考えてくれてる…
なのに私は…
「えっ！待ってよ爆豪くん！！Aが一緒に
ご飯いこってゆってくれたのに！！」
「…あぁ！？んだてめぇはさっきから！！」
まひるちゃん…私が誘ったんじゃないでしょ…
まぁ…OKはしちゃったからなんにも言えないけど
勝己の顔はみるみる不機嫌になっていく
「あ、じゃあ轟くんも一緒に行こうよ！！
ね！人数多い方が楽しいでしょ！！」
「…え…」
轟くんも巻き込んでるし…
私は轟くんを見てゴメンね、と口パクで伝えた
そんな困った私を見た轟くんも
空気を読んでくれたみたいで…
「…分かった…」
「はぁ！？半分野郎てめぇ！！勝手に
決めてんじゃねぇ！！つか離れろクソ女！！
ぶっ殺すぞ！！！」
勝己の言うことにひるみもしないでくっついてる
そんな二人を見て…
何でか心がギュッと締め付けられた
「じゃー決まり！！行こぉ！！」
満面の笑みのまひるちゃん
不機嫌そうな勝己
いつもの表情を崩さない轟くん
浮かない顔の私でご飯へ行くことに
･
「爆豪くんとAはどうゆう関係なの？？」
「…え？？！」
「……」
思った通り、まひるちゃんの質問攻めが始まった
「……えと…それは…」
勝己をちらっと見ても黙ってご飯を食べ続けている
「………まぁ…なんというか…普通に…
…友達…」
「…」
「…」
私がそう言うと、良かったーっ、
て喜ぶまひるちゃんだけど…勝己は黙って
何も言わない……
私、最低…
何で…何でこんなことに…
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シズク(プロフ) - きっこさん» きっこさんありがとうございます！(；；)続篇に移りましたが頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
きっこ - 話の展開が気になりすぎてヤバいです！毎回更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月25日 18時) (レス) id: 18af6740d4 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - おかさん» ご指摘ありがとうございます、以降、気をつけます…。 (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 琉唯さん» ありがとうございます！頑張って面白い話考えますので今後もよろしくお願いします！！(^O^) (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
おか - ２１ページの緑谷が緑屋になってます (2018年7月15日 20時) (レス) id: 6bb468f785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年6月30日 16時
