27作戦 ページ27
ヴィラン連合の拠点にて
「荼毘、お前いけ、日曜決行だ」
「…は？」
死柄木弔は荼毘を指さしてそう言った
「…俺があんたの気になるヤツのとこ行って
何になるんだよ、自分が行けよ」
「俺が行っても拒絶されるんだよ、悲しいよな
この前なんかカバンで殴られた」
「…嫌われてんじゃねぇか、ウケるわ」
すると、トガヒミコがカウンターからひょこっと
顔を覗かせた
「わたし行きましょうか？弔くん！
私なら仕事は完璧に遂行します！要はその女を
ころーーー…」
「殺すのはダメだ！やるときは俺がやる」
ぶー、と言って顔を膨らませるトガ
「俺が行かされる理由を教えてくれ」
「……あの女、無個性とかゆってるんだけどさぁ
もしかしたら自分で気づいてないだけなのかも
しれないんだよな」
「？」
「……」
黒霧もその場で黙って話を聞いている
「こんなことないんだよ、なんか気になるというか
からかいたくなる、見ていて面白い！
初めてだこんな気持ちは！！」
そう言って、死柄木は両手を広げた
「では、“それ”が彼女の個性に関係しているかも
しれないということですか死柄木弔」
「考えすぎじゃねぇか、ただ単にあの女がアンタの
好みってことだろ要は」
「…そんなわけない俺は餓鬼と礼儀知らずが嫌
いだと言っただろ、もろ当てはまるよあの女…」
「………」
3人は黙って死柄木の話を聞いた
「もし、人の興味を引いたり自分に向けさせたり
できる個性を持っているとしたら、これから
俺たちは実に動きやすい…そう思うだろう？」
「…洗脳系の個性ということですね…
敵に回すと厄介そうだ…」
荼毘ははぁっとため息をついた
「…そんで俺か…接触して確かめろってことだろ
もし個性があるならあんたはもうかかっちまってる
ってことだもんなぁ」
「そうゆうことだ、まぁ、全て憶測だけどな」
「私じゃダメなんですかぁ？」
トガヒミコはパンパンと机を叩いている
「…今回は荼毘だ」
「じゃあ次回ですね！我慢します！！」
「…めんどくせぇな…」
「いいか荼毘、派手に動き回って暴れるなよ
これは今までの作戦とは違う、大騒動に
するつもりはない」
「要は偵察ね、わかったわかった、
うっかり燃やしちまわないよう気をつけるわ」
「それでいい、これは組織拡大のためさ…」
死柄木はニヤッと不敵な笑みを浮かべた
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シズク(プロフ) - きっこさん» きっこさんありがとうございます！(；；)続篇に移りましたが頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
きっこ - 話の展開が気になりすぎてヤバいです！毎回更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月25日 18時) (レス) id: 18af6740d4 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - おかさん» ご指摘ありがとうございます、以降、気をつけます…。 (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 琉唯さん» ありがとうございます！頑張って面白い話考えますので今後もよろしくお願いします！！(^O^) (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
おか - ２１ページの緑谷が緑屋になってます (2018年7月15日 20時) (レス) id: 6bb468f785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年6月30日 16時
