01爆豪勝己と過ごす朝 ページ1
「んん〜」
寝ぼけたまま寝返りを打った。
ピピピピっとアラームがなり続けているのが聞こえるけど、体がいうことを聞かず起きれない。
「もうちょっと…」
そう言っていると、ガシャンっ！とアラームを止める音が聞こえた。止めるというよりか、壊れた音…。ハッとして再び寝返りをうつと、私の目の前にいたのは…
｢なぁにがもうちょっとだ、さっさと起きやがれアホ…｣
爆豪勝己が…鋭い目で私を見ていた。
「…か、かつき…」
「…なんだよ…早く起きねぇと置いてくぞ」
ベットに肘をつき、私の顔を除きこんでいる。｢はよ起きろ｣と言ってふにっと私の頬をつねった。
「…っき、き、」
「…ああ？」
「きゃぁああああーーーー！！！」
「いっ………テメーー！！！！！！！」
パチーンと勝己の頬にビンタをくりだした。
･
｢ほんっとありえないから｣
｢…何でおめーがキレてんだよ、ありえねーのはてめぇだろ｣
わたしと勝己はお互い違う学校の制服を着て、いつもの道を横並びで歩く。
｢勝己にいわれたくないね！！毎朝アラーム壊して起すバカどこにいんのよ！しかも勝手に一人暮らしの女の子の部屋に入ってくるなんてこのバカ勝己！！！｣
わたしは持っていたスクールバックで勝己の背中をパンっと叩いた。
「てめぇいつかその口塞いでやるから覚悟しとけよ…それにそれが、毎朝起こしてやってる俺に対する態度なんかあぁ？！」
鋭い目付きで私を睨む勝己
そう、いつも勝己は私を起こしに来てくれる。何故かって私が朝起きれないから。
勝己とは小さい頃からの幼馴染で、家も近くていつも一緒にいた気がする。中学に入ってからは勝己はほかの男の子とつるみ始めてなかなか一緒にはいられなかったけど…。
「…やましい事考えてるんじゃないの」
そうぼそっと呟いた
「このやろう」
「わっ…離してよばかー！」
冷静にそう言って、胸ぐらを掴みひょいっと体を持ち上げられた。わたしも負けずに勝己の頬をぎゅっとつねってやった。
勝己はこうゆう人。相手が女の子でも容赦しない。
だけど毎朝起こしに来てくれて、朝ごはんを一緒に食べて、一緒に登校して、あそこの角でお互いの学校への道を歩いていく。
それが、もう二度と会えない私のお母さんと、勝己の約束…。
「爆豪…なにしてる…」
「！！」
そんな私たちをみて声をかけて来た一人の男の子がいた。
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シズク(プロフ) - きっこさん» きっこさんありがとうございます！(；；)続篇に移りましたが頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2018年7月26日 8時) (
レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
きっこ - 話の展開が気になりすぎてヤバいです！毎回更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年7月25日 18時) (レス) id: 18af6740d4 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - おかさん» ご指摘ありがとうございます、以降、気をつけます…。 (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 琉唯さん» ありがとうございます！頑張って面白い話考えますので今後もよろしくお願いします！！(^O^) (2018年7月15日 23時) (レス) id: 6007a626ed (このIDを非表示/違反報告)
おか - ２１ページの緑谷が緑屋になってます (2018年7月15日 20時) (レス) id: 6bb468f785 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズク | 作成日時：2018年6月30日 16時
