5.face ページ5
「おや、キミは
放課後。
リドルの部活が終わるのを待つため、勉強のために山積みの借りた本を両手に抱えて歩いていると、ルーク先輩と出会った。
ルーク先輩は綺麗な動きで僕の抱えていた本の半分を持ってくれた。
「え、あの、さすがに申し訳ないです…」
「重い上に前が見えなくては危険だ。その美しい顔に傷でも着いたら……ああ！なんと恐ろしい…」
行き先を聞かれたので教室と答えると、ルーク先輩はついて行くと言ってくれた。
どうやら一緒に運んでくれるらしい。
「それにしてもムシュー・そっくりは本当に
ルーク先輩のその言葉にチクリと胸が痛む。
あぁ、まただ。
『僕はリドルのコピーでもなんでもないのに。』
その言葉を飲み込む。
ルーク先輩は悩む素振りを見せた後、再び口を開いた。
「でも、
突然の発言に開いた口が塞がらない。
初めルーク先輩が言っていたように、僕の容姿はリドルとほぼ変わらない。
だからそんなことを言われるとは全く思っていなかった。
「え、あ、え？？」
予期せぬ事に言葉が上手く出ない。
「セシルくん、君は随分と自分に自信がないようだが、もっと自信を持ちたまえ！！」
これはルーク先輩に一泡吹かせられたかもしれない。
帰り際にお礼を言うと、ルーク先輩は颯爽と去っていった。
ほんの少しだけ、嬉しくて、今度ルーク先輩に何か送ろうと思った。
「待たせて済まない、セシル。あれ、何か嬉しいことでもあったのかい？」
「うん、ちょっとね。」
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(名前)(プロフ) - あぁ…良い…でも見ていくうちにどんどんりどるのゲシュタルト崩壊が… (2023年1月25日 7時) (
レス) @page8 id: 2e5d9e36c3 (このIDを非表示/違反報告)
ののの - 素晴らしかったです！！！！😭 (2022年9月19日 0時) (レス) @page42 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
♦nana♦ - とても最高でした！ 私も、自分らしく自由にいていいと思うことができて、とても嬉しかったです！応援しています！ (2022年1月1日 21時) (レス) @page42 id: 16b63c63b8 (このIDを非表示/違反報告)
シン - 神な作品ありがとうございます！！これからも応援してます！ (2021年5月29日 10時) (レス) id: 0fa80a0c97 (このIDを非表示/違反報告)
病葉 - いやぁ…あのリドルの悲痛の叫びを花江夏樹が…今をときめく鬼狩りの少年がよぎったのは気のせい？ (2020年10月23日 22時) (レス) id: 0515bcf5a2 (このIDを非表示/違反報告)
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