【イナギャラ】君に捧げる、愛 の こ と ば。【井吹宗正】

8話(T_T)＼(-_-) ページ10

貴方side







ﾁｭﾝﾁｭﾝ…



今日は学校だったな、と思いながら身体を起こすと、鳥のさえずりが外で聞こえた。



朝ごはん作らないと、
とおもい、朝特有の少々重い体を動かし、リビングとつながっているキッチンに向かった。




まだ井吹くんは寝ているようで、僅な吐息が聞こえる。

起こさないように、そっとドアを閉めた。









キッチンにつき、なにを作ろうかかんがえる。






「トーストでいいや。」

少し適当な気がするが、朝は忙しいので仕方ない。





まずパンを焼かないと。

私は、そうおもい、パン二枚をトースターに入れスイッチをおした。







「んー、卵とレタスでいいや。」



そう呟き、卵と牛乳を冷蔵庫から取り出した。


少し小さめのボウルを用意し、卵を割り入れ、菜箸でとく。


そして牛乳と砂糖、塩を少々いれまた菜箸でかき混ぜる。




フライパンを熱し、サラダ油をひいて卵をフライパンに入れた。




スクランブルエッグでいいかと思い、混ぜ、完成した。




冷蔵庫からレタスを取り出し、水で洗い、包丁で適当にきる。



このようなことはよくやっているので慣れている。




そんなことをしているうちに、


ﾁﾝｯ


と高い音がした。



パンが焼けたようだ。

それらを皿に盛り付け、朝食は完成した。







「井吹くんー、起きてー、朝ごはん出来たよー！」



二階で寝ている井吹くんに聞こえるような大声で知らせた。




そのとたんに起きたのか


「おう、」


という短い返事が返ってきた。









「「いただきます。」」






数分後、私と井吹くんは食べ始めた。

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