12:CASE.3 戮力協心 ページ12
内容を割と捏造してます
苦手な方はご注意ください
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バキッ
屋根の補修工事を行っていた作業員の足元に穴が空いた
当然落下している作業員は命綱を着用しているが丁度案内に向かっていた鬼公の体は考えるよりも先に動いたのだろう、手摺から身を乗り出すようにして作業員に手を伸ばした
が、勢い余って手摺を乗り越えた上に首に命綱が巻きついてしまった様だ
首に縄がかかっている上に、重さは2人分、当然長くは持たない
周りの生徒が慌てる中、冷静に状況を判断したのは自分だけじゃなかった様だ
「おい...お前ら...やる事は...わかってるよな?」
「拳銃...」
「弾...」
「射撃...」
「俺は土台...」
「じゃあ俺は土台の上のつっかえ棒かな?」
『自分は臨機応変に対応するか...』
「オウよ!んじゃ野郎共...行くぞ!!」
班長の声で一斉に動き出す5人組
『諸伏!とりあえず首にかかってる負荷を減らす!胴ベルト型の安全帯なら命綱自体は切れないだろうが手の届くベルトならコイツで切れるはずだ』
ウエストポーチから折りたたみナイフを取り出し、諸伏に投げ渡す
これで命綱が引っかかってなくて鬼公諸共落ちてきてくれると助かるんだが、それは切ってみないと分からんな...
班長を足場にして諸伏が作業員に手を添える
「A!切るぞ!!」
『いつでも来い!!』
諸伏が作業員の背中に慎重に、かつ素早くナイフを滑り込ませベルトを切断した
落ちてきた作業員を受け止める
が、やはりどこか引っかかっているようで鬼公は落ちてこなかった
『諸伏!そのままつっかえ棒!!』
「了解!」
『班長も頼んだッ』
「オウ!任せろ!!」
諸伏が鬼公の足を支えているのを確認して、作業員を端に運んで(勿論横抱き) 近くにいた生徒に救急車を呼ぶように伝えてから萩原の元に走る
『表情の確認、頼んだ』
「まかせて〜♪Aちゃん」
その場にしゃがんだ私は集団全員に聞こえるように、かつ芝居だと悟られないように声を上げた
『なんだよ、無くなった弾そこに落ちてんじゃねーか』
それだけ発してから降谷と松田の元に走った
え、それで何で弾が見つかるかって?ンなもん萩原が私がしゃがんで見つけたフリをしている時に全員の表情を見て犯人を炙り出すだろうからな
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うぉぉぉぉ原作のセリフほとんど入ってなくて申し訳ない...
いや、関わらせ方が思いつかなかったんです...
だって5人だけで既に計画に穴がないッ流石ッ
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (6月6日 16時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥希 | 作成日時:2022年5月4日 23時