あの景色をもう一度【ハイキュー】 (ページ15)

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第13球 3対3 ページ15

Aside

土曜日

あの2人にとって大事な決戦の日

なんだか私もちょっと緊張してきたな

話によれば、彼らも月島くんたちと一悶着あったそうで、翌日の早朝練から、やけに気合いが入っていた

気づけばもう体育館前

清「おはよう、Aちゃん(ﾆｺｯ」

「潔子さん！おはようございます！(ﾋﾞｼｯ」

入り口で白ジャージを着た潔子さんに後ろから声をかけられる

今日の潔子さんも美しい！

本当にその一言に尽きる

2人で同時に体育館に入れば、いつものように龍が潔子さんのガン無視に興奮していた

日「Aさん！…と美女だ！あの美女が来た！なぁなぁ、やっぱあの人もマネージャーかな！」

影「………」

日向くんが話しかけても反応しない影山くん

少し様子が変だ

試合に集中？……という感じでもなさそう

澤「よーし、じゃあ始めるぞ！」

大地さんの掛け声で試合準備を始める

違和感を抱えながらも私は得点管理の為、得点板の横に並ぶ

月「あー、小さいのと田中さん、どっちを先につぶ…おさえましょうか？」

今日も今日とていい性格してるなぁ

まあ、作戦としてなしではない

現に2人は挑発に乗せられている

月「あっそうそう、王様が負けるところも見たいですね〜」

澤「月島、いい性格の悪さしてるねぇ」

ただ、相手は選ばないとね

田「ねぇねぇ〜今の聞いたぁ？あんなこと言っちゃって！月島くんってばほーんと…すり潰す！！」

あーあ、怒らせちゃった

田「そーーーりゃ！！」

ﾊﾞｺﾝｯ！

木「あのでかい1年吹っ飛ばした！」

龍の強烈なスパイクが決まり、日向・影山チームに得点が入る

引き続き、龍のレシーブしたボールが、影山くんに返り、日向くんが走り込んできた

前から思ってたけど、本当にすごいジャンプ力

思わず皆も息を飲む

だが、日向くんのスパイクは尽く月島くんに止められてしまった

単純に、身長は武器になる

でもそれだけじゃない

月島くん自身も、それなりにスキルがあり、冷静な判断力を持っているのだ

影「速い攻撃なんか使わなくても、勝ってやるよ」

そう言って放たれた影山くんのジャンプサーブは、大地さんによって拾われる

澤「突出した才能がなくても、2年分、お前らより長く、身体に刷り込んできたレシーブだ。簡単に崩せると思うなよ」

さすがは大地さん

攻撃力チーム VS 守備力チーム

さあ2人はどうする？

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久々の新作更新…！お待たせしました！