11話 気まづいな勝己くん ページ12
Aside
そして私達は半日以上かけて家路をたどった
ネットニュースやテレビはオールマイトの話で持ち切りだった
このさきどうなのるのか、私達の行動はどうなのるのか
よく分からなかった
分からないことだらけだった
家に帰って私はすぐに自室で寝ていた
起きたのは携帯のブザーの音だった
送信主の名は《爆豪勝己》と書かれていた
｢帰ってきたんだ…｣
朝の事もあってちょっとメール越しでも気まづいのは事実だった
眠い瞼を擦りながら起き上がった
かつきA
かつきおい、見ろや
かつき電話でろや
かつきいい加減起きろ猪女
かつき話し合っから、直接降りてこい
かつき窓みてみろ
短文でいつも返ってくるしなんなら勝己からメールなんて来たことが無い
言われた通り窓から除くと
門の近くに勝己の姿が見えた
1回におりて私はお母さんの声を無視して扉を開けた
｢待たせんなや｣
｢…ごめん｣
｢チッ…ちょっと来いよ｣
有無を聞かずに私の左腕を強く掴みどこかへ連れて行こうとする勝己
私は無理やりその腕を解いた
｢ごめん勝己。今は貴方と話せる勇気私は持ってない。から、ごめん｣
｢んなの今この場で俺が与えればいいだろうが。取り敢えず来い｣
私は為す術なく連れられた
夜の公園は少し怖かった
幽霊でそう
腕が解かれた私は勝己と向かい合わせに立つことは怖かったので、近くのブランコに座り少し揺れていた
｢話って...｣
勝己は振り返らずに答えてくれた
ここまで来ると別れ話とか連想しちゃうよね
｢なんで来た神野に｣
勝己も勝己で感情がぐちゃぐちゃなのか、振り絞った声で聞いてきた
なんでって、それは
｢勝己を助けるためそれだけ｣
｢病み上がりなのに来んなや、てか俺は助けなんか誰にも求めちゃねぇよ｣
｢知ってる｣
｢じゃあ、なんでクソデク共と来たんだ｡あん時お前まだ実家にいたんだろが｣
｢急いで来た｣
私は勝己の質問に思ったことを即答した
あーやだなこの空気感
張り詰めた想いが君と混ざりあって
反吐が出る気分だ
｢どうせ彼奴らに唆されて来たんだろ､そうだと言えや｣
｢誘われたのは否定しない。けど、私の意志で来た｣
あの時どんな処罰も受ける思ったけど実際勝己本人と向き合って言い合いすると怖くて息もできないや
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薇兎ｰらぅｰ(プロフ) - えりさん» 個別でメッセージくれれば教えますよ！それなら可能です！コメント送ってくださる方にアンチなどいませんから！ (2021年10月21日 22時) (
レス) id: 7f46c68517 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 公開オフにしてしまうのは悲しいですがありがとうございました！！ (2021年10月21日 22時) (レス) id: f9e43dff41 (このIDを非表示/違反報告)
薇兎ｰらぅｰ(プロフ) - ナイトウルフさん» コメントありがとうございます(∩˃o˂∩)♡現実にこんな彼氏いたらイチコロですよほんとに🤦♀️ありがとうございます！ (2021年10月17日 11時) (レス) id: 7f46c68517 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトウルフ(プロフ) - かっちゃぁぁぁん！可愛すぎる…こんな彼氏欲しいですほんと…、とても面白かったです！ (2021年10月17日 10時) (レス) @page15 id: f9edb0bf84 (このIDを非表示/違反報告)
そうら(プロフ) - 小桜さん» コメントありがとうございます！ハロウィンまでには回復したいなって思ってます。学校も通信に変えるので更新は書き溜めした奴を協力者に公開してもらおうかなって思ってます!あと、読んでますよ任務先でぶりっ子始めましたって奴!byらぅ。私の事はお気になさらずー！ (2021年10月13日 22時) (レス) id: e97d0aa45e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薇兎ｰらぅｰ
x他2人 | 作成日時：2021年10月5日 21時
