24.風邪�� ページ24
と｢できたぞー｣
私の前にとしみつくん特製のうどんを持ってきてくれた。
とても美味しそう……
と｢食えるか？熱いから気をつけろよ｣
『うん。いただきます』
ズルズルと一口…温かくて美味しい。
としみつくんが作ってくれたうどん美味しすぎる。
私は次から次へとうどんを口へ運んでしまう。
と｢食欲はあるんだな｣
『あ、ごめん。としみつくんのうどんが美味しくて、つい…』
と｢お、おう。ありがとな｣
うどんは見事完食し、お腹もいっぱいだ。
『ありがとうとしみつくん。今度何かお礼でも…』
と｢礼なんていらねぇよ。ただ…｣
『ただ…？』
｢お前が元気でいてくれるだけで嬉しいから｣と私の頭を撫でてきた。
『と…としみつくん?』
と｢い、いやっこ、これは……｣
としみつくんの手はパッと離れ、彼の顔を見ると真っ赤に染めていた。
と｢じ、じゃあ俺帰るから何かあったら連絡しろよ？｣
としみつくんは立ち上がると、私は無意識に彼の服の裾を掴んでいた。
と｢…A？｣
『…ッ!?ご、ごめん!?わ、わたし……』
と｢…しゃーねぇ。お前が寝るまでここにいてやる｣
再びとしみつくんは私の前に座り私が寝るまで待ってくれ、私も安心したのかゆっくりと瞳と閉じた。
***
『…ん』
目を覚ますと前より体調も良くなった。
でも別の意味で体が重く感じ、軽く起き上がるととしみつくんが私の傍で寝ていた。
『としみつくん？』
ずっとそばに居てくれたんだ。
申し訳なさと嬉しさの気持ちがあって頭の中が混乱している。
とりあえず彼を起こさないと、と思い彼の体を揺すった。
『と、としみつくん…』
と｢……ん？あぁA、体調はどうだ？｣
『うん。だいぶ良くなったよ』
と｢そうか。よかったな｣
としみつくんはニィっと笑い再び私の頭を撫でてきた。
『……ッ』
と｢大丈夫か？顔赤いぞ？｣
『だ、大丈夫ッ!!大したことじゃないから!!』
と｢そうか？んじゃ、俺は帰るな。またなんかあったら呼べよ｣
そう言って彼は帰っていった。
『…はぁ』
としみつくんが帰っても胸の高鳴りが止まない。
としみつくんの事を考えると変になってしまう。
もしかして…私……
としみつくんの事好きになっちゃったかも
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ぺぺぺ(プロフ) - こぶーさん» こぶー様コメントありがとうございます！他にも緑くん落ちの小説を作っているので、そちらもよかったらお願いします！ (2022年1月6日 20時) (
レス) id: 83a7dfa38f (このIDを非表示/違反報告)
こぶー - としみつに終始きゅんきゅんでした！素敵な小説ありがとうございます！！！ (2022年1月6日 16時) (レス) @page45 id: 12a3fd5c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2021年11月3日 1時
