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時刻は15時半頃。
今日もとしくん来るかなと思いドキドキしていると、ちょうどとしくんから電話がきた。
『もしもし?』
と「Aか?今日店にいる?」
『うん。これから来るの?』
と「これから行くつもりなんだけど…」
『けど?』
と「東海メンバー全員で行く事になっちゃって」
『うそ!?』
これから東海メンバー全員がこのお店に来るとは思わず大声を出した。
その後としくんは事の発端を話してくれた。
と「───って事になって」
『わかったよ。用意してるね』
と「わりぃな」
東海メンバー全員か。
私はとしくんとてつやさんしか会ってなかったが、他のメンバーにも会えると思うと更にドキドキしてきた。
そんな中私ととしくんが電話中でも、奥の方から他のメンバーの声が聞こえた。
虫「としみつー。早く行くよー」
て「Aちゃんに電話ー?」
と「うっせー!わりぃA、また後でな」
と言ってとしくんの電話は切れた。
ど、ど、どうしよう!?
とりあえず急いで準備をする私。
そうしているとお店の扉が開き、としくんの姿があった。
と「よっ」
『としくんいらっしゃ…』
て「Aちゃん久しぶり〜!」
としくんの次に入ってきたてつやさんが走って私の方にやってきて抱きついてきた。
『て、てつやさん!?』
て「会いたかった〜!」
と「て、てめぇ!!Aから離れろ!!」
としくんは私に抱きついているてつやさんを引き離した。
と「大丈夫か?」
『う、うん。ありがと』
て「なんで邪魔するんだよ」
と「お前が急に抱きつくからだろ!」
としくんとてつやさんが言い合いしている中、ぞろぞろと他のメンバーがお店に入ってきた。
り「2人とも来て早々何喧嘩してるの」
虫「お店の人困ってるでしょ。すみません、バカが迷惑かけまして」
『い、いえ。大丈夫です』
虫「あ、ご挨拶が遅れました。東海オンエアというグループで活躍してる虫眼鏡と言います」
り「りょうです」
ゆ「ゆめまるです」
し「しばゆーでーす。よろしくー」
『こちらこそ、いつも動画見ています』
虫「ありがとうございます。話はとしみつから聞いてますよね?」
『はい。今出来たところです!』
私は急いで五平餅を取りに行き、出来たての五平餅を皆に振舞った。
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2021年8月18日 22時