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鈴乃音、人里に行くんだってよ1 ページ22

『 暇だなあ…… 』


私は自分の部屋で、ゴロゴロと無駄な時間を過ごしていた。

寿命なんてあってないようなものだし、こんな日もいいけどね。


でも今は体を動かしたい気分だからなぁ…



『 …人里行こ!! 』



私は人々が集まる街のことを人里と呼ぶことにした。

だって人多すぎるじゃん?



『 無惨ー!私人里行ってくるね! 』


鬼舞辻「 気をつけろよ 」


『 はーい!鳴女、お願い 』



ベベンッ



『 おぉ〜人里! 』



私は街の人間たちに紛れ込むため、お嬢様結びをして着物で変装した。

これで私も待ち行く女の子となったのだ!!


夜でも人がわんさかいる。



( 普段食べれない和菓子食べよ!! )



私は甘味処に行くことにした。



「 おや?可愛いらしいお嬢さんだね! 」


『 すみません!みたらし団子を三つ! 』


「 あいよ! 」



私は席に座り、人々の群れを見ながらみたらし団子を待った。


( あの人間は猗窩座好きかな…あ!可愛い子!!童磨好きそう〜 )


人々を食料として見極めているのはこの場にいる私だけだろう。

今私が鬼になって人を殺したらどうなるのだろう、と好奇心に負けそうになる。

どうせ食べないけど。



「 はいお待ち!お茶も入れといたよ! 」


『 ハッ!あ、ありがとうございます!! 』



背後から急に声をかけられてビビったのは内緒。

早速みたらし団子を頬張る。


懐かしい味。人間の頃なんて鬼になってほとんど忘れたけど、なんだか少しとりもどしたような気がする。

人間の食べ物が食べれる幸せ!!無惨様も食べれたらいいのにな〜


いつかみんなを人間に戻して、大きな御屋敷で仲良く暮らしたいな…

みんなで和菓子を食べたいな……


みんなを人間にするため、私は特訓するんだ!

血気術ならなんでも出来る!!と思う!!


そんなことを思ってる内にみたらし団子は全部私のお腹に消えてった。

なかなかに美味しかった!!



『 ご馳走様でした。また来ますね! 』


「 毎度あり〜!! 」



もう少し楽しむか

鈴乃音、人里に行くんだってよ2→←鈴乃音、妓夫太郎と対面だってよ



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ちくわパン(プロフ) - めーさん» ありがとうございます!!もうすぐ出来そうですので、しばしお待ちを! (2019年12月22日 15時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
めー - とっても面白いです!続き楽しみにしてます!! (2019年12月22日 12時) (レス) id: 68839ac813 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわパン(プロフ) - 輝夜さん» ありがとうございます!!頑張りますね! (2019年12月17日 21時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてますー (2019年12月16日 23時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
ちくわパン(プロフ) - すンずさん» ありがとうございます!励みになります!! (2019年12月12日 22時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちくわパン | 作成日時:2019年12月7日 23時

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