Y学園のキャラと過ごしたい！(短編集)【妖怪学園Y】

バケーラ、ゴロミ、ブルポン 取り合い(リクエスト) ページ9

この話もリクのものになります。

黒曜楼乱さん、リクエストありがとうございます！
by更新が遅い作者
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Aside

休み時間。

A「あっ、ジンペイ君！」

ジンペイ「おう！やっほーA！」

バケーラ「オデのA〜！」

ゴロミ「あっ！バケーラずりぃぞ！」

ブルポン「おはようA。」

廊下でジンペイ君にすれ違ったはいいものの…。

三匹の猫たちが飛び出てきて、私を取り巻く。

ジンペイ「お前らAに飛びつくな〜！俺も混ざりたい〜！」

A「ほら、そろそろ授業始まっちゃうから…。」

自由なジンペイ君に、苦笑いをして言った。

ジンペイ「やっべ！俺、次体育だ！サンキュA！」

A「うん！体育頑張って！」

ジンペイ君と別れた私は自分の教室に向かう。

…ところで。

A「なんで君達はついてきてるのかな？」

しれっとついてくる三匹の猫。

ゴロミ「だって、次ジンペイ体育だろ？体育の授業はアタイたち暇なんだよ。」

バケーラ「ジンペイよりAの方がいいド。」

ブルポン「僕はこの二人の監視を。」

自由すぎる…。

ブルポンに至っては監視、なんて言ってるけど、私についてきたいだけだろう。

A「授業の邪魔はしないでね？」

ゴロミ「はいよ。」
バケーラ「分かったド。」
ブルポン「了解。」

本当に分かってるのかなぁ…。


授業中。

…予想はしてた。

バケーラ「やっぱAは可愛いド〜」

ゴロミ「Aに近づくんじゃねぇ！」

ブルポン「うるさいよ。Aが困ってるじゃないか。」

授業に集中出来ない。これは大変だ…。

バケーラ「お前、そう言っていつもAにしれっとくっついてるド！」

ゴロミ「あぁ？？！バケーラこそ、いつも愛の告白みたいなことしやがって！」

ブルポン「…はぁ。」

ブルポンは喧嘩をやめる気のない二匹に呆れた眼差しを向ける。

そして、私の方にやってきて。

A「？」


ちゅっ


授業中にも関わらず頰にキスしてきた。


A「ちょ…！ブルポン！」

先生「水草さん？どうかしましたか？」

周りを見ると、皆から見られてしまっている。

A「な、なんでもないです！！すみませんっ！」


ブルポン「それじゃ。」

と言い、ブルポンは姿を消した。

ゴロミ「こいつ…！」

バケーラ「怒ったド！」

二人も、姿を消してしまった。


私はその後の授業にも集中できなかった。

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