143話 お決まりですが ページ50
そしてテストが無事に終わり
谷地がバレー部に正式入部となった。
『はい!仁花!』
Aはそう言って谷地に黒い
新品のバレー部のジャージを渡した。
「せーの!」
「「『ようこそ!烏野高校排球部へ!』」」
全員はお決まりのポーズで
ジャージを見せながらそう言った。
月島は安定のことやらなかった。
「‥‥!よろしくお願いしゃっす!」
「よし!東京遠征まであと少し!あとは…」
そう大事で嫌な嫌なテストなのである…
〜〜〜
〜in東京〜
「おぉ!あれは」
「もしや!スカイツリー!」
「いやあれは鉄塔だね」
「ぶひゃひゃひっ!」
「おぉー!来たぜ東京!」
烏野は東京に到着していた
「風景あまり宮城と変わらないな」
「そりゃ、郊外だからな」
何かに気づいたのか黒尾が声をかけた
「ん?ていうかおいなんか人足んなくねぇか」
「実は‥‥」
〜〜数日前のこと〜〜
日向→英語21点
影山→国語38点
「これが先輩の!」
「実力だぜ!」
見事なことに日向と影山は
赤点を取ってしまった。
部室では大して高いわけでもない
西谷と田中がどや顔で点数を言っていた。
「お前らだって40点の赤点ギリギリじゃん」
そう言われて2人はささっと
着替え始めたり椅子をしまったりした。
どうやら図星のようである
「あれっ?日向は英語?自信あったんじゃ…」
「終了間際に解答欄が一個
ずれていたことに気が付いたみたいで…」
「まじかー英語の小野先生
そういうの許してくれないんだよなー…」
「谷地さんもすげーショック受けてました」
『まぁずれてなければ
答えはあってたからね〜』
谷地の悔しい姿を想像させるかのように言った。
「影山は現文か」
「今回はやたら読解問題が多かったっぽくて
暗記系に絞ってたみたいだから…」
『確かに多かったなー読解は…
だから漢字は…』
「あ、満点だすげ」
Aは影山の暗記はさすがと
思いながら解答欄を見ていた。
「まぁ、あんまり落ち込むなよ。
遠征は今回だけじゃ…」
「どうやって行く」
「走るか‥」
「チャリだろ」
2人はそのことは気にせずに
行く気満々であった。
「は!そうだ!お前の母親の
えっと…パワー使ってどうにかならないか!」
『んな簡単になるものじゃないよ…。てかパワーって
お母さんにもお願いしたいんだけど
夏休みにある子供バレーの話し合いとかで
忙しいからさ…』
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reichan(プロフ) - 薊さん» ありがとうございます! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
薊 - 142話主人公の苗字違ってますよ〜 (2020年5月6日 21時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - いえいえ!!!これからも頑張ってください!!! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - NEØさん» あ!本当ですね! ありがとうございますれ (2020年3月19日 10時) (レス) id: cece7fb186 (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - 1個目の暗記が安危になってますよ?作者さんの書く文章がとても好きなのでこれからも更新頑張ってください!!!応援してます! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2020年3月5日 23時