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134話 小さくても ページ41

「でかくなくても…俺は飛べる!」

日向のその言葉で

窓の曇りが晴れ太陽の光が入った。

「日向、お前これ写さなくていいのか」

「あ、やる」

『影山はこういうときも

普段から授業中真面目だったらいいのに〜』

「うっせ」

そう言いながら影山と日向は

そそくさとノートを書いていた。

「みんなでっかくて強そうなんだ。

でも試合してるとそういう奴らと戦ってるって分かる。

ワクワクする…ゾクゾクする!」

『(出た日向のお目目がぎらぎらモード)』

日向は戦ってるという

バレーに関することはワクワクがあるため

その時の発言をするときは

目がぎらぎらとしていた。

「…すごいね、そんな人たちと戦うなんて

じゃあ日向は、小さな巨人。だね」

「えっ!小さな巨人知ってんの!?」

そう言われて日向は急に立った

「え、えぇっ?ぁ、こうスポーツとかで

大きな外国人選手とかに混じって活躍してる

日本人とかをそう呼んだり…しない?」

『うん、言うね』

Aもコクッと頷いた

「あ、そっか…そう!俺、小さな巨人になるんだ!」

日向はウキウキしながら言った

「おい東京に行けない小さな巨人

さっさとこれ写せよ」

「うぉ!」

『映してても

勉強出来なければあんたも行けないよ。

セッター馬鹿』

「俺は日向ほど馬鹿じゃねぇ!」

『私よりはバカだろ』

「うっ…はい」

そう言いながら影山も

日向と一緒にそそくさとノートを書いた。


2人は谷地のノートを書いた後

5組を出て谷地にお礼を言った。

「また勉強教えてくれる?」

「うん、自分も覚えられるしね」

「ありがとう!ありがとう谷地さん!」

『影山も言いなさい』

「ありがとうございますっ」

影山は焦りながらもお礼を言った

『あと日向、

腕もげるぐらいにブンブンしないの』

そう言ってAは

日向の腕を止めていた。

「じゃ、また部活でなー!」

そう言って日向はクラスへ戻っていった。

『ありがとうね仁花。

日向はあぁいう性格だし

直射日光みたいだから…。

だけどバレー部だと変わって来るし

影山も驚くほど変わるからさ

…部活来てみればわかるよ。んじゃ』

「う、うん」

そう言ってAも

2組へ歩いて行った。

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reichan(プロフ) - 薊さん» ありがとうございます! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
- 142話主人公の苗字違ってますよ〜 (2020年5月6日 21時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - いえいえ!!!これからも頑張ってください!!! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - NEØさん» あ!本当ですね! ありがとうございますれ (2020年3月19日 10時) (レス) id: cece7fb186 (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - 1個目の暗記が安危になってますよ?作者さんの書く文章がとても好きなのでこれからも更新頑張ってください!!!応援してます! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2020年3月5日 23時

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