『いい子』の私は歪んだ世界で本当の自分を探し続ける【ツイステ】×【プロセカ】

？？？『やっと話せるね』 ページ18

まふゆside


私じゃない私が何かを言っている
そんな感覚で気持ち悪い
なんで、、私は何を言ってるの？



グ「ﾋｪｯ…まふゆ、、ちょっと変なんだゾ、、」


ま「！！グリムさん…これは」


グ「つ、強い俺様が弱い子分を守るのは当然なんだゾ！！！」


ま「……守るのは、当然」


グ「そ、そうなんだゾ！！！
だから俺様に従っていればいいんだゾ！！」


ま「そう、ですか」



一体、なんだったんだろう
自然と心の奥底で思ったことが口に出ていた

ついうっかいとは違う明確に私は意識して注意深く話していたはず

なのに、、どうして？





不安が心を満たしていくこの感覚が
とても気持ち悪い、いやだ、視界が、ゆれる。



ま「うっ、、ぇ」


グ「お、おい大丈夫か！？」


ま「うっ……はぁはぁ、、、だいじゃうぶ、です」


グ「全然大丈夫そうじゃないんだゾ？！」


ま「ほんとに、、だいじょう、ぶ」



グ「全く世話のやける子分なんだゾ！！」



グリムさんはグラついてる私を
ソファまで誘導してくれた

正確には袖を引っ張られているだけ、それでもその場で倒れるよりずっといい



グ「こーゆうときユウなら、、、！！
まふゆ、大丈夫か！？」



ま「だいぶ、おちつきました」


グ「何かいるものあるか？」


ま「いい、え、………み…水がほしい」


グ「水だな！？すぐに持ってくるんだゾ！！」


本格的に意識が遠のいてきた
せっかく水を頼んだのにこれじゃあ飲めそうにない、、



私はそのまま意識を失った、









？？？「無理やりこっちに誘っちゃったのは悪いけど、もう限界だったでしょ？」









誰かの声が聞こえた気がした。

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