衝撃発言 ページ32
「着いたぞ」
『う、うん』
保健室の前で着いたと教えてくれたジャックに、私は彼の腕の中で頷く。
初対面の人に運んでもらうなんて、恥ずかしさと申し訳なさでいたたまれなかったので、着いたことに少し安心している。
………っていうか、怪我した女の子(隠してるけど)を運ぶとか少女漫画かよっ！！！！！少女漫画のヒロインになったみたいな気分だよっ！！！！
な〜んて私考えていると、ジャックは保健室の扉を開けていた。
「失礼します」
『し、失礼します…』
先生はいないみたい。
……だけど。
『ね、ねぇジャック。あれって……』
「！ あれは…」
＿＿＿ベッドを仕切っている白いカーテンから、動物の尻尾みたいなのが見えてる。
え…、ええ？
これってもしかしなくても…。
するとカーテンの向こうから、ある人物が顔を出した。
『あ…。』
ジャックと同じく、こちらもゲームで見た顔。
レオナさんがそこにいた。
「チッ…。せっかく誰もいないと思って昼寝してたのに、授業中になんなんだ」
『え、あ…。なんかすみません…。
って、授業中にって言いますけど貴方もですからね！？』
…と、ここで、まだジャックに抱っこされたままということに気づいた。
『ジャック、ありがと。あの、お、降ろしてくれて大丈夫だから…』
「あっ、悪い。」
降ろしてもらって一安心。
でも足の痛みがあるので、近くの椅子に座る。
レオナ先輩がここにいるってことは…。ゲームで見た彼の性格を考えると、サボりだと思う。
ん〜…でも、なんで保健室？レオナ先輩がサボるなら植物園ってイメージだけど。
…っていうかそもそもサボりは駄目か。
そんな私の疑問を、ジャックが声に出してくれた。
「レオナ先輩がこんな所にいるなんて珍しいっすね」
「あ？別にどこにいてもいいだろ」
『誰も駄目だなんて言ってないじゃないですか』
私がつっかかったのが気に喰わなかったのか、彼は私の顔をマジと見る。
う…、そんなに見ないでほしい。私、顔に自信があるわけじゃないんだからね。
しかしそんな呑気な考えは、レオナ先輩の次の言葉によって吹き飛ばされてしまった。
「ったく…。クロウリーも何してんだか」
『はい？』
「何も言わずに女子生徒を入れるなんてな」
…………？
え？女子生徒？
私のこと？だよね？
…。
『はあああああっ！！？？』
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シャーペンの芯(プロフ) - うみねこさん» うみねこさぁぁん！！お久しぶりです！！読んでくれてありがとうッ！嬉しすぎて灰になりました（） (2021年4月7日 17時) (
レス) id: 402419b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - とてもとてもとてもとてもお久しぶり…浮上できてなかった…全部読んだらめちゃめちゃ文才の塊もうすき… (2021年4月7日 15時) (レス) id: 55d88c0b4f (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» そうですよ当たり前ですよ(？)(訳:好きだなんて嬉しいぃぃぃ！！ありがとうございます！！I☆E☆A☆) (2021年4月6日 18時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 徹夜って当たり前だよね(？) だって!!寝れないんだよ!!(言い訳 ｱｯﾄﾞｳﾓｫ。この作品好きなので現在ある所まで見て更新待つ事にします。 I☆E☆A☆(イエア)ｱｯ…ｲｳｺﾄﾅｲ……｡← (2021年4月6日 18時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 桜あやや@べりらわさん» コメントありがと〜！あややちゃんもツイステ好きだったんだ！私はね〜、「絶対この人！！！」っていう推しはいないよwなんか定まんなくてw (2021年2月23日 12時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャーペンの芯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時：2020年12月11日 17時
