一喝 ページ23
『…と、とにかく監督生ちゃんを離してください』
怖いけれど、彼らを睨みながらそう言ってみる。
でももちろん、それだけで怯む相手じゃない。
「お前ちっちゃいなw本当に男か？」
「しかも“ちゃん„付けで呼ばれてたし、もしかして女？」
「鼻がいい獣人に訊いてみるか？？？」
『っ………。』
ついでに、私が女だと言ってくる。
…本当に厄介。
「なあお前、女の子だろ？」
『……………。』
「全校にバラまいてほしくなきゃ、もう口出しするな」
…まだ女だなんて言ってないんだけどな。
『…いいから監督生ちゃんを離して』
「お？噂バラまくぞ？」
「どうせ女なんだろ〜？」
その瞬間、監督生ちゃんの手を掴む男の力が強まり、彼女は痛そうに顔をしかめる。
…何かの糸がきれた。
『＿＿＿＿たらなんなの？』
「は？」
『だったらなんなの！！？？？』
気づけば、そう叫んでいた。
相当声が大きかったのか、お客さんがこちらを振り向く。
三人もこれにはびっくりしたようで、監督生ちゃんの手を掴む力が緩む。
監督生ちゃんはその隙に抜け出す。
「お前…！やっぱり女じゃねぇか。
バラすぞ！！」
ここで女だって認めたら、私の望むモブ生活は送れないかもしれない。
でも、大切な友達を傷つけられた怒りが圧倒していた。
『なんなの本当！監督生ちゃんが嫌がってるでしょう！監督生ちゃんが気になるなら、もっとマトモなアプローチしてよ！』
「なっ………」
『あと“どうせ女なんだろ？„って………。
どうせって失礼な！！』
「はぁ！？生意気なっ！！！」
「Aちゃん！！！！」
三人のうちの一人が、私に手をあげていた。
叩かれる。
そう思った瞬間＿＿＿＿＿
「…揉め事が起きてるとはこのことですか」
私の背中を、誰かが受け止めた。
『え…………。』
思わず振り向くと、そこには画面で見てきた“アズール„さんがいた。
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シャーペンの芯(プロフ) - うみねこさん» うみねこさぁぁん！！お久しぶりです！！読んでくれてありがとうッ！嬉しすぎて灰になりました（） (2021年4月7日 17時) (
レス) id: 402419b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - とてもとてもとてもとてもお久しぶり…浮上できてなかった…全部読んだらめちゃめちゃ文才の塊もうすき… (2021年4月7日 15時) (レス) id: 55d88c0b4f (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» そうですよ当たり前ですよ(？)(訳:好きだなんて嬉しいぃぃぃ！！ありがとうございます！！I☆E☆A☆) (2021年4月6日 18時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 徹夜って当たり前だよね(？) だって!!寝れないんだよ!!(言い訳 ｱｯﾄﾞｳﾓｫ。この作品好きなので現在ある所まで見て更新待つ事にします。 I☆E☆A☆(イエア)ｱｯ…ｲｳｺﾄﾅｲ……｡← (2021年4月6日 18時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 桜あやや@べりらわさん» コメントありがと〜！あややちゃんもツイステ好きだったんだ！私はね〜、「絶対この人！！！」っていう推しはいないよwなんか定まんなくてw (2021年2月23日 12時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャーペンの芯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時：2020年12月11日 17時
