危機一髪 ページ22
『わぁっ………！！』
鏡を通り抜ければ、そこは別世界。
オクタヴィネル寮……ゲームで見るよりも何倍も綺麗だった。
「ねっ、凄いでしょ！」
監督生ちゃんが、あたかも自分が作ったかのように言う。
『うん！めちゃくちゃ綺麗…！』
「ふふっ、だよね〜。
じゃあモストロラウンジに行こう」
『うん』
監督生ちゃんは何度かここに来たことがあるみたいだったので、彼女についていく。
いざラウンジに来てみると、数組のお客さんがいた。
わぁ、めちゃくちゃお洒落だな…。
それにしても寮で経営してるって凄いよね。元の世界じゃ考えられない。
お兄ちゃんの高校も寮制だったけど、比べ物にならないな……。
私がそんなくだらないことを考えていると。
「ねぇ君って噂の監督生だよね」
「わっ、マジで女の子だ〜」
「うわちっちゃ、ほっそ〜」
「ちょ……！？」
『！？』
…監督生ちゃんがチャラそうな三人組に囲まれていた。
監督生ちゃんは腕を掴まれて少し痛そうにしてる。
「ちょっと貴方たち誰か分からないけど離してくれません！？痛いです！」
「気が強くて男勝りっていうのも噂だ〜」
「誰だよその噂流したやつ〜！」
『か、監督生ちゃん……！』
どうしよう、助けなきゃ！
気づいたら私は、監督生ちゃんと三人組の間に入っていた。
監督生ちゃんの腕を掴む男子の手を、つかみかえす。
『監督生ちゃんを離してください…！
あとこんなところで大声出すなんて非常識です！』
そう言って、しまったと思っても遅い。
「なんかまたちっちゃいのが来たんだけど」
「生意気だなお前」
「Aちゃん……！」
ヤバイ、気分を害してしまったようだ。
…この人たち、絵に描いたような迷惑客だな。
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シャーペンの芯(プロフ) - うみねこさん» うみねこさぁぁん！！お久しぶりです！！読んでくれてありがとうッ！嬉しすぎて灰になりました（） (2021年4月7日 17時) (
レス) id: 402419b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - とてもとてもとてもとてもお久しぶり…浮上できてなかった…全部読んだらめちゃめちゃ文才の塊もうすき… (2021年4月7日 15時) (レス) id: 55d88c0b4f (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» そうですよ当たり前ですよ(？)(訳:好きだなんて嬉しいぃぃぃ！！ありがとうございます！！I☆E☆A☆) (2021年4月6日 18時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 徹夜って当たり前だよね(？) だって!!寝れないんだよ!!(言い訳 ｱｯﾄﾞｳﾓｫ。この作品好きなので現在ある所まで見て更新待つ事にします。 I☆E☆A☆(イエア)ｱｯ…ｲｳｺﾄﾅｲ……｡← (2021年4月6日 18時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 桜あやや@べりらわさん» コメントありがと〜！あややちゃんもツイステ好きだったんだ！私はね〜、「絶対この人！！！」っていう推しはいないよwなんか定まんなくてw (2021年2月23日 12時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャーペンの芯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時：2020年12月11日 17時
