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とんしょ ページ6

総「ここでさァ」

「・・・大きいですねぇ」

私は立派な門構えに圧倒されていた。

「でも、私こんな夜に押しかけていいんですか?

なんなら明日、出直して総「気にするこたァねェ、保護するのは警察の仕事でィ」

・・・ありがとうございます」

私の言葉を遮って沖田さんが言う。

あまりの優しさに、思わずフフッと笑ってしまった。

総「何がおかしいんでィ」

「いいえ、何も」

そう言いながらもクスクスと笑ってしまう。

門を抜けてしばらく歩くと、黒髪の男の人がずんずんとこっちに向かって歩いて来た。

隠そうともしない殺気と縦線の入った顔。

余程ストレスが溜まってるのだろう。

はぁ、それにしてもこの方もまた随分と整った顔立ちをされていらっしゃる。

その切れ長の瞳は凛々しく、強い光をたたえていた。

かと思えば、いきなり沖田さんに向かって怒鳴り始めた。

「おい総悟!今何時だと思ってやがる!今までどこで何をして・・・そちらの方は?」

途中で私の存在に気付き、バツの悪そうな顔で沖田さんに尋ねる。

総「こちら、天羽Aさんでさァ」

沖田さんが言い終わったか終わらないかの内に私は自己紹介する。

「夜分にすみません、天羽Aです。家がなく途方に暮れていた所、沖田さんにこちらに連れて来て頂きました。

今日からだなんておこがましいことを言うつもりはありませんが、

女中としてこちらで雇って頂けないでしょうか?」

地面に三つ指を着き頭を下げる。

「分かったから、まず顔を上げろ。」

すると男の人は少し焦ったようにそう言い、私に手を貸してくれた。

きょくちょーしつ→←ここにきての設定


沖田さん

「目ェ閉じろ」


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設定タグ:沖田総悟 , 銀魂 , 真選組   
作品ジャンル:恋愛
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RAPISURAZURI(プロフ) - 指名の仕方が分からなくてごめんなさい!コメントありがとうございます!明日、沖田くんの誕生日ですね♪誕生日ネタは書けるかどうか分からないけど、できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2019年7月7日 17時) (レス) id: eda71cecc1 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 - すごく短かったですが、面白かったです!あと、今日、7月7日で沖田くんの誕生日1日早いですが、おめでとう!(沖田くんの誕生日は7月8日です。)これからも更新頑張ってください!! (2019年7月7日 13時) (レス) id: 137d60e577 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年7月6日 19時

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