とあるふねのうえ ページ36
牙「あの栗色の兄ちゃんはよかったんですか、姫様」
「私がいつ、あなたの姫になったのです?」
私は、段々と遠ざかって行く、青く美しい星を眺めながら言った。
牙「こりゃまたご冗談を」
「私は1度も、冗談なんて言ってないわ。」
牙「そうですか」
相変わらず、牙王はニタニタと笑っている。
この男は、何をする気だろうか。
わざわざ自分の船で私を迎えに来るなんて。
本当に、ただ一国の姫を迎えに来ただけだろうか。
まさか。
何か、何かを企んでいるのは間違いない。
金か?
権力か?
それとも・・・星か?
ああ、こうするしかなかったと分かってはいるけども。
黙って真選組を後にしてよかったのだろうか。
叶わないと分かってるのに。
あの、栗色の髪を、
あの、特徴的な江戸っ子口調を、
・・・一目でいいから
とにかく沖田さんに会いたい。
沖田さん
「目ェ閉じろ」
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RAPISURAZURI(プロフ) - 指名の仕方が分からなくてごめんなさい!コメントありがとうございます!明日、沖田くんの誕生日ですね♪誕生日ネタは書けるかどうか分からないけど、できるだけ早く更新できるように頑張ります! (2019年7月7日 17時) (レス) id: eda71cecc1 (このIDを非表示/違反報告)
吉良 - すごく短かったですが、面白かったです!あと、今日、7月7日で沖田くんの誕生日1日早いですが、おめでとう!(沖田くんの誕生日は7月8日です。)これからも更新頑張ってください!! (2019年7月7日 13時) (レス) id: 137d60e577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおいひつじ | 作成日時:2019年7月6日 19時