○ ページ4
目を通していただきありがとうございます！
本編はもう少し下なのでこの辺は飛ばしても大丈夫です。
さて、もうお察しの方もいると思いますが、
わたくし、トントンさんと夢主の両視点を書くことに決定しましたっ
ので目次の「●」は夢主視点、「○」はトントンさん視点のつもりで読んでいただけると幸いです。
いやぁ、コメントしてくださった方、本当にありがとうございました。
まさか私のひとりごとまで読んでくれてる人がいたなんて…
泣きそう
駄作ですが今後もぜひお付き合いくださいm(*_ _)m
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(ここから本編です)
引越し先に荷物を運び入れているとき。
＿＿＿チリンッ
近くから聞こえて来た軽やかな音に目を向けると、
そこには地面に落ちた鍵と新しい隣人の姿があった。
「あの」
落としたことに気付いていないのかそのまま立っているその人に代わり鍵を拾い上げる。
「鍵、落としましたよ」
「あ、ありがとうございます」
ばｯと効果音の付きそうなスピードでその人が振り返った瞬間、
俺の目は何故かその端正な顔に釘付けになった。
制服を来た、自分と同じくらいの歳の女の子だ。
見覚えは全くない。
なのに、何か。
懐かしいような、でも懐かしさとはちょっと違うような、
何か不思議な感覚がする。
手のひらに拾った鍵を乗せると、その子が顔を上げた。
目と目が合う。
その目は濡れていて、きらきらと光っていた。
泣いてる…？
経験値のない俺は、一体どうしたらいいのかとたじろいでしまう。
少女の目を見つめたままおろおろしていると、
しばらく目元に溜まっていた涙がついに
つつ、と白い頬に一筋流れた。
「あ、すすすいません！」
と、何故か少女が驚いたような顔をして慌てて顔を伏せる。
「あの、よかったら使ってください」
ごしごしと拳で目元を擦る姿に、何故か
❝抱きしめたい❞と思った。
さすがに現実世界では初対面の男が女子を抱きしめるなんてことが許されていないので、
それをぐっと堪えて、ポケットに入っていたハンカチを差し出す。
受け取る手が細かく震えているのを見てしまって、申し訳ない気持ちになった。
「大丈夫」
気が付いたときには口走っていた。
この人を、守りたい。
何故か知らないが、そのとき俺は密かにそう思った。
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あおいひつじ(プロフ) - ふるーつぱんちさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて何よりです…！！これからもぼちぼち更新して行くつもりなのでどうぞよろしくお願いします… (2021年9月23日 22時) (
レス) id: c2931348c9 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつぱんち - コメント失礼します、ストーリーと夢主ちゃんとtnさんの心のなかがみれて嬉しいです (2021年9月22日 23時) (レス) @page10 id: 31444be7ca (このIDを非表示/違反報告)
あおいひつじ(プロフ) - 寝福丸さん» コメントと応援、ありがとうございます！！！2視点ですね！なんとか頑張ります…これからもどうかよろしくお願いします！！ (2021年8月30日 19時) (レス) id: c2931348c9 (このIDを非表示/違反報告)
寝福丸(プロフ) - 私も2視点書いて欲しいです、頑張ってください、お願いします！ (2021年8月30日 15時) (レス) id: 4ec462067a (このIDを非表示/違反報告)
あおいひつじ(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» わ、コメントありがとうございます…！！！(泣)了解です、2視点頑張ります！これからもどうかよろしくお願いします… (2021年8月30日 11時) (レス) id: c2931348c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルウ | 作成日時：2021年8月29日 22時
