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奏side


忘れもしない、あの日。

時が経ち、三月になっていた。

Aちゃんが不登校になってから、僕らはずっと遊んでいた。
いつの間にか春になっていたことなんて知る由もなかった。


あの日、いきなり。






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Aちゃんが消えた。


その日、いつも通り遊ぶ約束をしていたので、Aちゃんの家のインターホンを鳴らした。

なつめさんは大学で上京するらしく、借りるマンションを確認しに行っているらしい。それで今日はAちゃんと二人なんだけど。

恋心に気づいてから告白する決心がつき、今日こそ、と思っていた矢先のことだった。

あんなことがあったけれど。

最初は出掛けているだけかと思った。
でも、一日中、家の中に人がいないように見えた。夜にお父さんが帰ってきた以外は。

で、早速翔太くんに電話して、助けを求めた。夜になってからだけど。

次の日に、僕と翔太くんと莉央くん、一ノ瀬さん、まふが集まってAちゃんを探そうということに。
いそうな所の候補を僕の部屋であげていると、インターホンがならされた。


ピーンポーン...

ガチャッ

な 「奏くん?鍵空いてたよ?悪い人に入られちゃうよ!」

天 「既にそこに入ってきてるよ。」

な 「つっきーひどい!って、つっきー?莉央くんも。彼方も?あれ?どなた?」

天 「えっとね。相川真冬くん。通称まふ。まふまふっていう歌い手。」

な 「あぁ、まふくんか。」

奏 「で、何の用ですか?」


僕が聞くと用件を思い出したらしく、深刻な表情に切り替わる。


な 「あのね、Aなんだけど」





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______もう、会えないかもしれない。

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ウサッキー(プロフ) - 小4で、身長が135cm!?私は中1で、132cmなのに…負けた… (2019年7月22日 20時) (レス) id: 13b658b6da (このIDを非表示/違反報告)
もかゆう - 凄く面白いです!訳あってお気に入りは出来ませんが、星とコメントをさせて頂きます! (2019年1月24日 19時) (レス) id: 8705017671 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜 - 誕生日私の後日 Σ(゚Д゚)スゲェ!! (2018年10月21日 12時) (レス) id: cfbf4a440e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らぴらず | 作成日時:2018年5月13日 20時

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