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「……紫耀くんがかっこよすぎて困ってる」
「真面目に聞いてんの俺は」








真面目に答えてるよ私は。冗談抜きで、かっこよすぎてちゃんと目が見れないの。会う度に、近づいても近づけないこの距離感が目の前を塞ぐの。一歩踏み出したら全てが壊れてしまいそうで、愛想笑いしかできないの。








「聞いてる?」
「聞いてるよ」
「なんかあったんなら話くらい聞くよ俺」
「なんで」
「なんでって、心配じゃん」
「ファンの子が悩んでたらみんなの話聞くの?」
「なんでそんな言い方すんの」








馬鹿だなって自分でも思う。紫耀くんの優しさを踏み躙るなんて最低だ。今目の前にいる私だけに問いかけてくれているのに、どうして私は素直になれないのだろうか。こんなの、ただ困らせてるだけじゃないか。








「つーか今の俺アイドルじゃねえし」
「………え?」
「今は普通の平野として接してるんだけど」







心臓を抉るように、投げかけられる言葉一つ一つが胸を締め付ける。初めて会ったあの日だって、アイドルじゃなくてプライベートの紫耀くんだった。極々自然に平野紫耀くんだった。今だって、今までだってずっと変わらず紫耀くんだった。








「私はずっと紫耀くんのことが大好きです」
「……なんだよ急に」
「ちゃんと伝えたくて」
「もう充分伝わってる」







ありがと、って、やめてよ。そんな笑顔で見つめないで。抱いてはいけない想いが毎日上書きされるの。毎日毎日積もっていくの。いつか崩れ落ちてしまう日が来るのだろうか。







……ううん、来ないよ。







一生かけても私はこの想いを仕舞っておく。







だってアイドルの紫耀くんが大好きだから。






Your happiness is my happiness(S)→←My love for you will never change



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設定タグ:平野紫耀 , King&Prince
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作者名:詠夢 | 作成日時:2021年9月15日 19時

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