私が恋したのはあなたでした (ページ13)

今日:1 hit、昨日:23 hit、合計:11,498 hit

12話ページ13

Aside

いつからやり取りを見ていたのかいつ生き返ったのかわからないりんが私の肩をぶんぶんと前後に振る

りん「いつおがぴとそんなに仲良くなったの！」

A「いつって今だけど？てか、仲良くないし」

りん「え～？ほんとに？」

疑ってくるけど仲いいってどういうことだよ！ってあえて自分の中でツッコんでおく

ほとんどの選手がチア―ゾーンに来たため私たちはロッカーに行くためにスタッフさんに声をかける

案外話がすんなり通るものなんだなと思いつつ藍が来るのを待つ

「A～！」と、今にも突進してきそうな勢いで走ってくる藍

いきなりでかい声で呼ばれるから困るまわりにファンの人いないよね？とあたりを見回すが誰もいなかったため一安心

A「お疲れ様てか、声でかすぎ」

藍「やって本当に来てくれるなんて思わんかったんやもん」

A「勝ったから仕方なくきただけ」

藍「そんなこと言って～俺に会いたかったんやろ？」

A「それはないわ」

りん「私いること忘れないでくれる？」

数秒だけりんいることを忘れてた

A「あ、りんごめん」

藍「りんちゃんもありがとう！祐希さん呼んでくるな！」

りん「あ、いや！呼ばなくていいです」

A「今石川くんに会ったら死にそうなんだって笑う」

藍「何があったん！」

藍が気を使って石川くんを呼ぼうとするもそれを止めるりん

藍も石川くんと何があったのか少し気になっているようだった

「まぁこんな機会ないんやしとりあえず待っとって」と声をかけて藍は声が聞こえる部屋へ消えていった

りん「ほんとに石川くんきちゃったらどうしよう」

A「時の流れに身を任せていっちゃおう！」

りん「さっきからAテンション高めだけどどうしたの？」

A「そんなことないけど？」

りん「おがぴのサインボールとれたあたりから変だよ？」

？「誰のサインボールとれたとき？」といきなり私の後ろから男の人の声が聞こえる

びっくりして振り返ると

A/りん「小川くん？！/おがぴ？」

小川「やっほ～来るの早かったね」

振り返った先にはさっき私にスペシャルファンサをしてきた張本人だった