『ドラクエXI』Eternal Blue~短編集~ (ページ14)

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コデマリ(1) ページ14

『コデマリの花言葉は努力します』

(人1)「マルティナ、ほんと美人だよね…」

マルティナ「そう？ありがとう」

それに胸も大きいし…脚も長いし髪だってサラサラ、さらにとても強い、女の子の憧れの的…
カミュもマルティナみたいな女の子が好きなのかな…？美人さん同士お似合いだよね…、

(人1)「髪、切ろうかな…」

マルティナ「どうして？とても綺麗な髪をしているのに…」

(人1)「失恋したら髪とか切るじゃない？そんな感じで…笑。」

マルティナ「…カミュ？」

(人1)「えぇ!?どうして分かったの!?」

マルティナ「みんな気付いてるわよ笑。」

マルティナ(お互い両思いなのになかなか進展しないことも、ね…)

(人1)「そ、っか…でもずっと一緒に居れるわけじゃないし…イレブンが魔王を倒すまで旅をするって決めたけどそれが終わったらみんなバラバラになっちゃうし諦めるかなあ…今のままで十分幸せだから」

マルティナ「…(人1)」

(人1)「よしっ!ちょっとお土産屋さん行ってくるね!」

マルティナ「えぇ、気を付けるのよ、行ってらっしゃい」

(人1)「行ってきます!」

(人1)(バレッタでも買おうかな…あ!あのカチューシャ、イレブンに似合いそう!サラサラだもんなあ…)

？？？「あら、とても綺麗な顔してるわね…近くにオススメのお店があるんだけどどう？」

(人1)(こんな町中でナンパか…逆ナンってやつかな…初めて見た…)
興味がわき、顔をあげると

見慣れた青い髪…カミュ!?

セクシーなお姉さんに腕を絡め取られている

見つめすぎていたのか視線に気付いたカミュは私を見た

その途端、見開かれた青色の瞳に思わず目を逸らしてしまった

(人1)(邪魔しちゃ、だめだよね…これはプライバシー、これはプライバシー!!!!)

なんとか自分を宥めながら宿に向かって走っていた

マルティナ「おかえり、早かったわね」

(人1)「う、うん!」

マルティナ「…？」

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ｶﾞﾁｬﾝｯ

イレブン「あ、カミュ、おかえり。遅かったね」

気まづくなって思わずうつむいてしまった

カミュ「まあな、(人1)、ちょっと」

(人1)「うん…？」

カミュ「来て」

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カミュ「あのさ、逃げたよな？」

(人1)「な、なんのこと？」

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文字数の関係、続きます。