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ふぉーてぃふぉー。 ページ46

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駿貴さんにつれられてきたのは高級そうでもないいたって普通のマンション。


『なんだか…もっと高級なとこに住んでるのかと』

須貝「それ、どんな感想なん?
もしかして俺の住んでるとこ貧乏そう?」


玄関の鍵を回し扉を開けて私を先に入れると、玄関の外で靴の砂を落としてから駿貴さんも入ってきた。


須貝「スリッパないんやけどいい?」

『あ、全然!』

須貝「俺このままシャワー直行するけど、Aちゃんリビングで……まぁ見られて困るようなもんはないからくつろいでなくてもいいけど」


駿貴さんはそう言うと私を置いてきぼりにして本当にそのまま真っ直ぐに脱衣所へと向かってしまった。


しっかりと緊張してしまっている私はここで思考が停止した。



『とりあえず……』


おずおずとリビングの扉を開けると、いかにも一人暮らしといったような感じだった。

本棚には色んな分野の本が並べられていて…まぁ超伝導やら物理的な本が半分をしめてはいたけど。
その中の1冊を手に取りパラパラとめくった。


ソファで本を読み耽っていると、しばらくして駿貴さんがリビングへと戻ってきた。


須貝「おー、その本面白くない?」

『はい!すっごいおもし…___』


振り返った私は瞬時に固まった。


須貝「ん?どした?」

『(ムリムリムリ!下半分は履いているとはいえ、上が裸とか!見慣れてないから!ほんと!無理なんだって!)』

須貝「え、いきなり英語のリスニング?早すぎてほとんど聞き取れてないんだけど」

『Clothes!』

須貝「あ、やべっ…」


そう漏らした駿貴さんはドアの向こうへと引っ込んでいった。


.

ふぉーてぃふぁいぶ。→←ふぉーてぃすりー。



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らい(プロフ) - 陽さん» ありがとうございます! (2022年8月29日 7時) (レス) @page31 id: 097a817d7e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 好きです!応援してます! (2022年8月28日 12時) (レス) @page31 id: d969f9c7e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らい | 作成日時:2022年7月17日 10時

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