超人ちゃん【9K】

わん。 ページ3

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side伊沢


田村正資明日、オフィスに伊沢宛に荷物届くはずだから受け取って
お前が喜ぶもんだよ


昨日、そんなLINEが田村さんから届いたので午前に仕事を片付けて出勤途中に買ったパスタを食べながら荷物が届くのを待っていた。



須貝「お疲れー」


須貝さんが出勤してきた。

……後ろに人を連れて。


「お疲れ様です、後ろは誰ですか？須貝さん」


パスタを口に運びながら質問をした。


須貝「んぁ？伊沢に届け物だって」

「須貝さんが受け取って持ってきてくれればよかったじゃないですか」

須貝「そんなん無理やろ」


愚痴をこぼしながら手のフォークをボールペンに持ち変えてその人の方へと歩みよった。


「どこですか？サイン」

『……ぷっ！』


目の前の人がいきなり吹き出した。
眉間に皺をよせてその顔を覗くと、知った顔だった。


「え！なんで！」

『hi〜！sweetie(可愛いこちゃん)！』


何年も会っていない彼女だった。


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