検索窓
今日:81 hit、昨日:12 hit、合計:60,640 hit

ふぃふてぃーん。 ページ17

.


須貝「で?あなたはどうしてここに?」

『拓司に連れられてきた』

須貝「あれ、伊沢さん今日休みじゃなかったっけ?」

『野暮用ってやつらしいですよ。
どうせ、時間かかるだろうし拓司のデスク弄ろうとしたんですけど駿貴さんのデスクに目がいっちゃって』


私が椅子でクルクルと回っていると、駿貴さんはデスクにもたれながらその長い足で椅子を止めた。


須貝「やめなさい、壊れるでしょーよ、一応備品だから」

山本「え、え、え、Aさん?」


そんなとき山本さんが私を呼んだ。
名前教えたっけ?
……あ、駿貴さんが呼んだ?


山本「あの…鈴木さんの先輩?ですよね?」

『もしかして…光ちゃん?』

須貝「なに、そことも繋がりあるの?」

山本「InstagramにAさんが載ってたの思い出して…」


そうだった、帰国してすぐに光ちゃんとお茶したんだった。
その時「これInstagramに載せていいですか?」なんて言ってたような……。

あいにくSNSは基本Twitterしかアカウントもってないからどんなのか知らないけど。


須貝「モロに顔バレしてるじゃないの」


駿貴さんがスマホの画面を私に見せてくれた。
そこには私の歩く後ろ姿と、カップを傾けた私がいた。


伊沢「A、終わったー………って、どうした?」

『知らないうちになんか有名人になってた』

福良「うわー、このコメント凄いね」

伊沢「よし、俺もAと撮ってあげよ」

『却下したい』

伊沢「意義は認めない」


拓司はいそいそと私の隣にきてツーショットを撮りはじめたのだった。


.

しっくすてぃーん。→←ふぉーてぃーん。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
172人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , 須貝駿貴
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

らい(プロフ) - 陽さん» ありがとうございます! (2022年8月29日 7時) (レス) @page31 id: 097a817d7e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 好きです!応援してます! (2022年8月28日 12時) (レス) @page31 id: d969f9c7e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:らい | 作成日時:2022年7月17日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。