ウソツキ 体術戦 ページ26
相｢…真、お前体術出来るか?｣
真｢まぁ一応は…独学ですけどね｣
真は、体術もよく仕事で使うので一応は心得ている。
マ｢それじゃあイレイザーとでも戦う?｣
相｢そうですね、移動しますか?｣
マ｢いんや、森の中でやった方がバランスとかなんやら鍛えれるんじゃない?｣
と向こうで話が進んでいる中、真は、施設での道のり、距離、森の構造をたしかめていた。
真(ここからだと…結構遠いな…計画で使うことは無さそうか…?あとは、これからやる体術戦か…まぁ、なんとかなるか)
相｢真｣
真｢え、はい?｣
相｢下降りてやるぞ｣
真｢あ、はい。分かりました｣
真と、相澤先生は森の中へと飛び降りた。
マ｢それじゃあ…スタート!｣
スタートの声がかかった瞬間、真は1つの木の上に飛び乗り、相澤先生の出方を伺う。
相｢登っちまってもいいのか?……相手が増強タイプの個性だったら落とされるぞ｣
相澤先生は、回転をつけ木に回し蹴りをし、真を落とそうとするが
真｢そんなこと分かってますよ。僕もそんな阿呆じゃないんで｣
真は、回し蹴りをした後に出来た隙を狙い、木から飛び降り相澤先生の懐に潜り込んで、鳩尾を殴ろうとする。
相｢まぁ、そうだろうな。だが、間合いに入ったところでどうする?こうして相手に腕を締め上げられたら?｣
しかし、相澤先生は真の腕を掴んで捻りあげ、両腕を使えないようにする。
真｢そうですねェ…顔面蹴るんじゃないですか?｣
それを物ともせず、真は地面を蹴り、足を上げて相澤先生の顔に蹴りをいれようとした。
相｢いい判断だな。だが、動きが大きすぎる｣
相澤先生も真の腕を掴んでいない方の腕を使い、真の腹を殴ろうとする。
真｢そうですかね?気を付けます。後、手ェ緩んでますよ?｣
しかし、殴ろうとした影響で緩んだ手から抜け出し、体制を整える。
相｢ﾁｯ、なんだ?仕掛けてこないのか?｣
真｢さぁ?先生が来てもいいんですよ?｣
お互いに動かず、相手の行動を伺う。そして、どこかの木から1枚の葉が落ちてきた瞬間。
お互いがお互いの腹を殴り、蹴り、同じタイミングで倒れた。
真｢っあー………｣
相｢ふぅー…｣
地面に体を縛り付けたように二人とも動かなかった。
荒い息だけが聞こえ、上からずっと見ていたマンダレイ、ピクシーボブは無意識に止めていた息をふぅっと吐いた。
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raito(プロフ) - 猫好きさん» 遊○王ですかwwwwwこちらでもコメントありがとうございます! (2019年1月2日 7時) (
レス) id: fc8081d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 遊〇王の予告風↓ (2019年1月2日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 真くん…完全に敵になっちゃうんだね………よし！やっちゃえ真！！！ (2019年1月2日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
raito(プロフ) - すずきさん» ご指摘ありがとうございます!これからも皆様のコメントを励みに頑張らせていただきます! (2018年12月16日 18時) (レス) id: fc8081d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
すずき - あの、40ページ「やっと始まる」で"Mr.コンプレス"が"コンプレクス"になってますよ!いつも楽しく読ませてもらってます!続編でも頑張ってください!! (2018年12月16日 18時) (レス) id: 6ed7c6429e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raito | 作成日時：2018年11月16日 19時
