ウソツキ 合理的虚偽 ページ14
期末試験から1週間経ち、トガと荼毘は無事ヴィラン連合に入ることになった。
真は何故かトガに凄く懐かれているが、本人は余り気にしていない。
真｢行ってきます｣
弔｢ああ｣
ト｢真くん!いってらっしゃい!｣
黒｢気を付けてくださいね｣
荼｢…行ってら｣
最初は弔と黒霧だけだった見送りの挨拶も増え、真はそれを嬉しく思っていた。
荼毘も初対面の時とは違い、少しずつ一緒に喋るようにもなってきている。
その事実に真は顔を綻ばせ、足を学校へと向けた。
真｢おはよう…どうしたの4人共｣
鋭｢…………はよ、真………｣
学校へ着くと、鋭児郎、電気、三奈、砂藤がこの世の終わりだというような表情をしていた。
恐らく、期末試験の演習試験でしくじったのだろう。
林間合宿の土産話を楽しみにしているとも言っていた。
出｢まっまだ分かんないよ!どんでん返しがあるかもしれないよ…!｣
真(まァ確かに相澤先生なら合理的虚偽だとか言って、皆参加にしそうだな)
瀬｢緑谷それ口にしたら無くなるパターンだ…｣
期末試験で赤点を取ったら補習地獄。
それは林間合宿に行けないということを意味し、合宿を凄く楽しみにしていた鋭児郎や三奈達は暗いオーラを出して落ち込んでいた。
そして予鈴がなり、相澤先生がドアを思いっ切り開けて入って来た
相｢予鈴が鳴ったら席につけ｣
そして、仄暗い空気を醸し出しながら相澤先生は言葉を発する
相｢おはよう、今回の期末試験だが…赤点が出た。従って……｣
真(相澤先生って何気に愉快犯っぽいよな…)
丁度いいところで区切りを付けられ、それにワクワクする生徒や、青ざめる生徒がいて見ていて面白い
相｢林間合宿は全員行きます｣
赤点組｢どんでん返しだああああああああ!!｣
林間合宿は全員行く。その言葉を聞いて、赤点確定組が凄い顔をして叫んだ
相｢ちなみに赤点者だが…筆記の方はゼロ。だが、実技で…切島、上鳴、芦戸、砂藤…そして、瀬呂が赤点だ。｣
鋭｢行っていいんすか俺らぁ!!｣
瀬｢確かにクリアしたら合格とは言われてないもんな…………｣
クリアはしたが、赤点を取ったらしい瀬呂が目に見えるほど落ち込んでいた。
クリアできずに赤点を取るより恥ずかしいのだろう。
相｢今回の試験我々ヴィラン側は、生徒に勝ち筋を残しつつ、どう課題と向き合うかを見るよう動いた。でなければ課題云々の前に詰む奴ばかりだっただろうからな｣
相澤先生の発言に、尾白が質問をしようと声を上げた。
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raito(プロフ) - 猫好きさん» 遊○王ですかwwwwwこちらでもコメントありがとうございます! (2019年1月2日 7時) (
レス) id: fc8081d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 遊〇王の予告風↓ (2019年1月2日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 真くん…完全に敵になっちゃうんだね………よし！やっちゃえ真！！！ (2019年1月2日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
raito(プロフ) - すずきさん» ご指摘ありがとうございます!これからも皆様のコメントを励みに頑張らせていただきます! (2018年12月16日 18時) (レス) id: fc8081d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
すずき - あの、40ページ「やっと始まる」で"Mr.コンプレス"が"コンプレクス"になってますよ!いつも楽しく読ませてもらってます!続編でも頑張ってください!! (2018年12月16日 18時) (レス) id: 6ed7c6429e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raito | 作成日時：2018年11月16日 19時
