オクタヴィネルの男の娘

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『ふふっ』


ジェ「おやおや、楽しそうですねぇA」


『いやぁ、中々面白かったよね〜
魔力もなんにもない異世界人が来たかと思えば狸が乱入してリドルに首輪付けられて！あははっ！最後の最後で面白いものが見えたし今日は来てよかったかも♥』

アズ「それなら良かったですね。
さぁオクタヴィネル寮に選ばれた新入生の皆さん！付いてきてください！」


『んふふ』

『(オクタヴィネル寮へようこそ稚魚たち)』




〜オクタヴィネル寮にて〜

アズ「〜〜ここまでで分からないことはありますか？」


「モストロラウンジで働くのは絶対なんですか！？」

「接客なんてしたことないです！」

「部活とかもあるんですよね、それなら働く時間も無いですよ！」


フロ「うるせぇなぁ...雑魚どもは黙って働けよ」


「「「ひっ」」」


ジェ「ダメですよ、フロイド。
まだ入ったばっかの稚魚たちなんですからﾌｯ」

アズ「フロイド...Aがいなくて機嫌が悪いのは分かりますが、まだ脅してはいけませんよ。」


フロ「はあぁぁぁ...Aのとこ行ってくる」


『今来たよ〜どうしたの？フロイド』


フロ「Aーーー！！！」ギュッ


『よしよし、なぁに？
あ！そうだ、新入生達に自己紹介しなきゃ！』


フロ「はぁ？別にこいつらにはいいじゃん」


『ダメだよ！
えっと、2年D組のA・ムーアです』

『何かあったら相談してね？』ニコッ


『あ、フロイド一緒に服作るの手伝ってくれない？』

フロ「いいよぉ。じゃ、ジェイド達後でねー」








『ねねね、俺の演技バッチリじゃね？』

フロ「ちょ〜よかった！
俺途中で笑いそうになったもん。」

『ふふっ新入生何人かは釣れたなぁ』

フロ「俺らより怖いのAじゃね？
バレてねぇの凄いよ」

『俺はちゃーんと猫被ってるから♥
フロイド達といるとお姫様とボディガードみたいって言われるんだよなぁ。本当はそんな事ねぇのに』ニヤッ


フロ「まぁでも俺らがAの事お姫様みたいに扱ってるから別に間違ってはないよねぇ」

『まあな。俺のかっこいいボディガードはちゃんと俺の事守ってくれるよねぇ♥』




『頼りにしてるよ...
アズール・ジェイド・フロイド』


アズ「勿論ですよ」

ジェ「当然でしょう？」

フロ「当たり前でしょ？」

「「「俺らだけの可愛いお姫様♥」」」


『(ふふっ大好きだよ、3人とも)』

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