オクタヴィネルの男の娘

31 ページ31

アズ「ふぅ。今日のお昼は一段と混んでますね。」

ジェ「A達、此方ですよ。」

『あ！今日スペシャルデーじゃん！俺もパン食いたい！』

フロ「いやもう無理そうじゃね？ちょー人気だし」

『えぇ〜...あ、そうだ♥』



『ねぇ、先輩前行ってもいい？』

「Aちゃん！いいよ！前どうぞ！」
「あ、Aちゃんこのパンあげるよ！」

『わぁ！ありがとう！先輩方！』



『デラックスメンチカツサンド1個下さい！』

「はーい、どうぞ。」
「デラックスメンチカツサンド、最後の一つでーす！」

『ふふっ！ゲット〜！』

フロ「ええ、あの中で買えたの？」

『優しい先輩が多くて助かった〜♥』

『あ、そうだ。貰ったこのパン後で食べよ。』



『デラックスメンチカツサンド初めて食べる〜』
『フロイド達も一口いる？』

フロ「オレ貰う〜」
アズ「一口頂けますか？」
ジェ「では僕にも」

『いいよ〜、皆で食べよ』



『あれ？あそこにいるのって...』
『(監督生たちか？)』



グリ「オラオラ〜〜！！テメェらどくんだゾ！
デラックスメンチカツサンドはオレ様のものだ！」

『(あいつら馬鹿じゃねぇの)』

フロ「どうしたのA」

『ん〜何でもない、これ美味しいな』

フロ「美味いねぇ、モストロラウンジもこんな感じの売る？」

アズ「いや、流石に丸被りは駄目なので少し考えてみます。」

『そうだね。(あ、ラギーだ。)』



『あははっ、面白すぎ』

ジェ「見事ラギーさんの勝利ですね」

『まぁ割り込んでったあいつが悪いし自業自得だよ』

アズ「自業自得とは意味がまた変わってきますがそうですね。」



グリ「ああー！Aが食ってるやつってデラックスメンチカツサンドじゃねぇか！？」

『は？何あいつらもしかしてこっち来る？』

アズ「来そうですね。こっち見てますし」

ユウ「ほんとだ、さっきのと同じのだし先輩は買えたんだね。」

グリ「おーい、A！オレ様にも一口よこせ！」



『気づいてないフリして急いで食べちゃお』

フロ「オレも手伝うよ〜」

『ん！ありがと、フロイドあーん』

フロ「あ。...うん、美味かったぁ」



グリ「あ〜〜！酷いんだゾ！A！
オレ様も欲しかったんだゾー！」



「おい、お前ら！
Aちゃんに馴れ馴れしいんだよ！」
「一年のくせにAにベタベタしてんじゃねーよ！！」

グリ「な、何なんだゾ！こいつら！」

32→←30

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す