279...Genki side... ページ3
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＿＿＿＿＿俺はAが笑顔でおってくれたらそれでいい。
その言葉が紫耀から出てくることなんて分かってた。
いつも自分の道はしっかり決めて進む
紫耀はそんな人だから、俺もみんなもそれを信じてここまできた
けど、今紫耀が運命に逆らってるならそれじゃ誰も幸せになれなくて。
そのために俺が、今ここにいるんだから。
「じゃあ、どうしてあの夏
紫耀はAちゃんに“笑ってて、ずっと”って言ったの？」
麗香ちゃんと付き合ったあの日
みんな色んな思いが行き交っていることを感じながら
思い出す花火の光と海の匂い
「あの時、Aちゃんは紫耀に“幸せだよ。”って伝えたのに
それでも最後の言葉みたいに言ったでしょ、Aちゃんに。」
感じる神宮寺と海人の視線なんて俺には関係ない
「その後のAちゃんの顔だって、覚えてるでしょ？」
分かってる、最後に伝えて紫耀だって前に進もうとしたこと。
けど、あの時の感情を思い出して欲しかった。
隠せるはずなのに、最後と決めて出てきてしまった気持ちと言葉
起こるべくして起こった、ことなんだから。
「もういいんだよ、紫耀。
全部、紫耀がしてきたことが報われる時は
ちゃんと紫耀が自分の心と向き合う時だよ。」
俺だけに見せてくれた紫耀の顔も
聞かせてくれた紫耀の心の声も
全部分かってるから、届いてるから
今度は寄り添うんじゃなくて
背中を押さなきゃいけないんだ
海人「A、ずっと笑ってた。
紫耀がいない間も、戻ってきてからもずっと。
紫耀がしたことがAを強くしたんだって、俺思ってる。」
勇太「たまに、俺たちにも見せずに戦っててた。
隠せてるって本人は思ってたんだろうけど
でも全部、Aはちゃんと乗り越えてきてたよ
ずっと笑顔で。」
俺には語れない、Aちゃんを
愛おしそうにみんな話すから
知ってる、そうやってみんなの心を
いつだって温めていくような
紫耀が好きになった、ずっと思い続けている子は
そんな太陽みたいな存在だから
紫耀「そやね、だからいつも思い出すの笑ってる顔なんやね。」
窓側に座る紫耀を夕陽が包んで柔らかく微笑んだ
紫耀「俺がおらんくてもちゃんと笑顔でいられる。
自分でちゃんと幸せ、掴める人になったんやね。」
ぎゅっと心臓を掴まれる感覚がしたその瞬間
神宮寺の横顔は真っ直ぐと何かを訴えるような目で
紫耀を見つめていた
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らら(プロフ) - いつまでも待ちたいのでどうか完結までお願いします😢海羅さんのペースで構いませんので完結まで辿り着けるのをずっと待ってます！待ってる人がわたし以外にもたくさんいると思います！どうかこれが作品を書くモチベになってくださったら嬉しいです！ (2023年4月16日 21時) (
レス) id: 62e93500a9 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - もう何度も読み返しているのですが、やはりどれだけ読み返しても思うことは、この作品が占ツクで一番だ大好きな作品だなって思うことです！定期的に読み返しては泣いてしまうのですがとっても大好きな内容でお話流れで登場人物同士の関係だったりも理想以上で最高です！ (2023年4月16日 21時) (レス) @page1 id: 62e93500a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 更新待ってました…！ありがとうございます！！お忙しいとは思いますが続き楽しみに待っています！ (2022年10月3日 1時) (レス) @page9 id: 2170580ec5 (このIDを非表示/違反報告)
U - 神作。最後は廉くん、紫耀くんどちらのパターンも書いて欲しいです。 (2022年10月1日 15時) (レス) id: 26f8418b7a (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりーむ - 神作すぎません...？ (2022年8月26日 23時) (レス) @page1 id: 3accf3aa3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海羅
| 作成日時：2022年8月23日 2時
