Rainbow Rose ～虹色の愛～ (ページ48)

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紫耀「っっふぇ？！A、恋してんの？！」

『いやいや、してないしてない！！！
ちょっと、玄樹くん、やめてよ～(笑)』

玄樹「いや、絶対嘘だ～！
女の子って恋すると可愛くなるって言うじゃん？
Aちゃん絶対恋してる～！」

念押ししないでくれ、玄樹くん
気持ち見破られちゃいそうで怖い……

紫耀は紫耀で “ なんで恋すると可愛くなるの？ ”
みたいな顔してるし。

先生「はーい、じゃあクラスごとに集まって
自己紹介してくださーい。
3年、ちゃんと仕切れよ～。」

よし、先生ナイスタイミング！

みんな一斉に立ち上がってそれぞれのクラスの
3年生のところへ集まっていく。

『玄樹くん、またね～！』

玄樹「うん、バイバイ！紫耀も！」

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私と紫耀も3年生のところへ行くと

桃香「……………平野先輩っ！
あの、一緒に大縄やる佐藤桃香って言いますっ！
よろしく、お願いします……！」

紫耀「えっ、なんで俺の名前知ってんの？
えっと……もも…もも………も～………」

桃香「桃香です！！！」

紫耀「あ、ごめん(笑)桃香ちゃん！
平野です、よろしくね！」

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さすが。

紫耀モテるなぁ……
けど、名前知ってることに驚くくらいだから
イケメンって騒がれてることに
本人は本当に気付いてない。

桃香ちゃんもう顔真っ赤だし。
可愛い、こっちが守りたくなる。

こういう子がモテるんだろうな。

紫耀のこと好きなのかな、それとも憧れの先輩？

桃香「っっっあのっ！A先輩、ですよね？
近くで見たら肌キレイだし……可愛い…。

ずっと可愛い先輩いるなって思って憧れてたんです！
よかったら、仲良くしてくださいっ！」

『いやいや、全然そんなことないです！
桃香ちゃん？私でよければ全然仲良くしよう！』

桃香「すっっごい嬉しいです！！
よかったら、今度遊んでください！！」

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…………………かわいい～っ！
すごくいい子そう、こんな中の下みたいな私を
可愛いって言ってくれるんだから絶対いい子だ。

仲良くなりたいだなんて、素直に嬉しい。

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