やらかしまくる魔法使いと切実に大人しくしていてほしい零お兄さん ver.４【名探偵コナン/降谷零 安室透】

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コ「おい服部オメー…
和葉ちゃんいんのに…」
平「アホか！！
こんなぶっ飛んだ美人目の前にして平常心でいられるわけないやろ！！
逆に和葉にもこんな人間いるんやって見せたいくらいやわ！！
…いやむしろ今すぐ写真撮って送ったるわ！！
Aちゃん写真ええか！？」
「うん？
いいよ！」

すぐに携帯を取り出しAの事を写真に撮る服部

“東都にどえらい美人おった！！！”と文章を打ち和葉に送っている



コ「(そう言えば蘭も新一の方の携帯にAさんの写真送ってきた事あったな…“すごい綺麗な子と友達になった！！”って)
…まず服部何でいんだよ」
平「用事ついでに寄っただけや！」
コ「ついでかよ
Aさんはどうしたんだ？
蘭なら恐らく夕飯の買い物に…」
「ううん
コナン君が貸してくれた本返しに来たんだ」
コ「え！もう読んだのか！？」
「うん！
すっごく面白くて一気に読んじゃったよ！
だから次のを貸してほし…

！」

その時Aの後ろを自転車が通り過ぎた

それにAがばっと振り返った



「…」
平「？」
コ「…Aさん？」
「…コナン君
本ありがとう
次の巻はまた今度借りに来るよ」
コ「え？」

通り過ぎた自転車から目を離さないままAは本をコナンに渡すと



「ごめんよ！
たった今用事が出来たんだ！」

そう言って自転車が走っていった方向に走り出した




平「何や…いきなりあんな急いで…
つうかAちゃん足速…」
コ「追うぞ服部！！」
平「へ？
っておい！！」

走り出したコナンに急いで平次はついていく



平「急にどないしたん！？」
コ「今Aさんが追ってった自転車の男！！
ぜってー何かある！！」
平「は！？」
コ「Aさんがあーいう反応で見た人間何か知らねぇけど事件起こすんだよ！！」
平「何やそれ！？
エスパーか！？」
コ「だから知らねぇよ！！
しかもAさんそれでいつも危ねぇ事に巻き込まれっから…！」
平「！工藤…
お前それ人の事言えへんやろ」
コ「お前もな！！」








.








自転車に乗った男の目の先のアパートから二十代くらいの女性が出てくる

それに男がニヤリと笑い刃渡りの長いサバイバルナイフを取り出すと

自転車のスピードを上げ女性に近づきナイフを振り上げた




その瞬間




ガギッ！！



男「っあ！？」

突如回らなくなったペダル

それと同時にツルリとタイヤが滑り




ガッシャアン！！！




女「っ！？」


真後ろで聞こえた音に女性が振り向いた

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