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「あれ!?
ミニトマトになっちゃった!!
山田さんお花の種だって言ってたのに!!」



快「(いや何で出した本人が驚いてんだ!?)」

ちなみに種をくれたのは帝丹高校用務員の58歳山田太郎さんだった

Aもまさか貰った種がミニトマトだとは思っていなかった



子「トマトだ!!」「ミニトマトだ!!」「ミニトマト出す手品初めて見た!!」「いや手品でミニトマト出せねぇだろ!!」「だから魔法使いだって!!」「魔法でトマト出てきた!!」

子供達にめっちゃ“トマト”連呼されてる




「…うん まぁ美味しそうに出来たしいいや」



快「(いや何が?)」

その後公園で子供達が何故かミニトマトを食べているという不思議な光景が広がっていた









.









.









快「…」

Aが子供達と別れた後

Aのあとを付いて行く快斗

完全にストーカーまがいな事をしているがそれよりもAが気になり過ぎてついて来てしまった



快「!」

ふとAが曲がり角を曲がった

快斗も角を曲がる




快「あれ!?」

しかしその曲がった先

Aがいなくなっていた




快「見失った…!?」

“マジかよ…!”と快斗は肩を落とす

先に声を掛けとくべきだったと舌打ちをした



快「(…いやけどキッドの格好ならともかく今の格好で声掛けたら初対面だしどう考えてもナンパにしか思われねぇだろ…)」

それでも知り合いくらいにはなれたかもしんねぇのに…なんて考えていたら



快「!」

とんとんと後ろから肩を叩かれた



快「…っ!?」

振り向いて驚いた

先程まで追っていた子が後ろにいて

にこっと笑ってきた



「やぁ こんにちは」
快「こ…ここ…こんにちは…」

笑って挨拶してくるAが予想外過ぎてどもってしまった

そんな快斗を気にする事無くAは首を傾げる



「私に何か用かい?」
快「…えっ!」
「ずっと後ろついてきてたでしょう?」
快「っ!?」

そう言われ快斗は顔を青くした

バレてたのはもちろん尾行してたとかヤバイ誤解される



快「い…いや…!!
それは君に危害を加えようとかそんなんじゃなくてだな…!!」
「うん まぁどうしてついてきてたかは何となくわかってるけど」
快「えっ!?」

Aの言葉に快斗は声を出した



快「わ…わかってるって…?」

“君がストーカーって事が”とか言われんのかとそれだと全然わかってないだろうが状況が状況過ぎてそう思われてたらと快斗は恐る恐るそう聞く

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sou(プロフ) - 尊い♡♡ (2022年3月22日 23時) (レス) @page49 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 毎回の裏話好きです♡こんなに素晴らしい作品書けるの才能!!!凄いです!! (2022年3月22日 23時) (レス) @page1 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
yukari20164(プロフ) - とても面白いです。皆さんなんでこんなに面白い小説書けるのかなあと思います。 (2019年12月23日 19時) (レス) id: 9829adedfb (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - 零と睡蓮結ばれてほしいです。 (2019年10月3日 22時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - はじめまして。凄い面白くて素敵なお話です。一人称は読んでて違和感などなかったので変えても変えなくてもどちらでも良いと思います☆更新楽しみにしてます! (2019年9月28日 7時) (レス) id: 3d2c2e3b7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクヤ | 作成日時:2018年12月14日 23時

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