甘々苺と恋しません？３ (ページ46)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:231,857 hit

★ひとめぼれ　　ななもり。くんページ46

猫音々様！ありがとうございます！

- 恋って落ちるものでしょ、？ -

nanamori side

『あーあ、フラれちゃったかぁー』

　花壇に座って、空を仰ぐももか先輩。

　今日、先輩はずっと想いを寄せていた男に

告白した。

　相手は彼女がいたらしく、フラれたももか先輩。

　落ち込む先輩を見て、不覚にも嬉しいと感じて

しまう俺。

　感じ悪いし、先輩に言ったら幻滅されるかも

だけど、俺だって先輩が好きなんだ。

　初めての校舎で迷子になっていた俺に

『迷子？先輩が案内してあげよう！』

　気軽に話しかけてくれて。

　校則違反なのに、着崩した制服。

　ネクタイを少し緩める姿も、普通なら男がして

女がトキメクはずなのに先輩は様になってて。

　そこから覗かせる白い肌も俺をぐらつかせる為の

材料にはぴったりで。

　ひとめぼれだったんだ。

　だから、どんなにうざがられても先輩の側からは

離れたくなくて。

　だから毎日くっついて歩いた。

『私ね、好きな人できたの。

　同じクラスの男の子でね？

　困った時に助けてくれたの～！』

　そうある日唐突に言われた。

　あぁ……俺じゃないんだ…。

　その時俺が助けていれば、

俺を好きになっていてくれた？

　この歳の差が嫌になった。

　あぁ、なんで先輩のこと好きになったんだ……。

　そこからは地獄だった。

　先輩の恋バナの相手。

　告白の練習相手。

　男は何されたら喜ぶだとか。

　知らないよ。俺じゃないんだもん。

　喜ぶなんて、俺は、

「先輩から告白されただけでも嬉しいですよ」

『またまたぁ～上手いこと言っちゃて～！』

　本気なのに…。

　して欲しいけどな、告白。

　だから、想い人に彼女がいるって知っても、

教えなかった(・・・・・・)。

　キスしてるとこ見ても、言わなかった(・・・・・・)。

　意地悪いでしょ？

　ごめんね？良い後輩でいれなくて。

　だから、俺は最後まで先輩に意地悪しちゃう。

「先輩、お疲れ様でした」

　ほら、胸貸してあげるから。

　弱ってるところにつけ込んで悪いなぁ…。

　でも、俺も好きなんだ。気付いて。

　それで、そのまま落ちちゃえ。

　 fin.

なーくん、こんなじゃないような気がしてる。

ごめんなさいm(_ _)m

推しなのに… ←なーくんよりの箱推し

ひとめぼれでもないような気が……。

ｱｧｧｧｧｧｺﾞﾒﾝﾅｻｧｧｧｧｲ