83 ページ34
柊「皆さんお待たせしました。
ただいま、3年A組の生徒30名、あ、29名になってしまいましたが…。
彼らを人質に取っています。」
私が教室に戻ると、すぐに先生の放送が聞こえた。
柊「返して欲しければ、SNS、マインドボイスの登録ユーザーに、1人100円づつ、送金ボタンを押して、入金させてください。」
そして先生は、マインドボイスを使っている人にも、見物料として送金するように呼びかけた。
唯「……A。」
放送が終わって、息をついていると、唯月に呼ばれた。
目を向けると、唯月と香帆、それから、隼人など、いろんな人がいた。
『……え？なに、どうした？』
香「……ごめん、うちら、言いすぎた。」
香帆がそういうと、みんなそれぞれ言葉をこぼして、申し訳なさそうにしていた。
唯「険悪な仲になりたくないからさ。なんていうか、仲直り、みたいな。」
『……みんな…。』
ずっと口を閉じたままの隼人を見ると、言いずらそうに、「Aに嫌われたくねぇし…。」
といった。
『…うん。わたしも、言いすぎた所あったかも。ごめん。
……仲直り、しようか。』
そういうと、みんな安心したような顔になった。
『(でもまだ、さくらに謝ったりしない所、変われてないんだよなぁ。)』
そんな私たちの裏で、先生が「戦いの始まりだ」と呟いていたなんて、私たちは知る由もなかった。
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
ドラマの1話、ここで終了です！
長い、すごく長かった……。
たったドラマ1話分を書き上げるのに、83まで来てしまいました…。
ここまで愛想をつかさずに見てくださった方々、また、コメントや評価をくださった方々、本当にありがとうございました！
とても励みになっています！
これからも、こんな作者と作品で良ければ、見て頂けると嬉しいです！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1965人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
上條 蕾(プロフ) - 西園寺氷空音さん» ありがとうございます！！嬉しいです！ (2019年1月19日 20時) (
レス) id: 8567a7d25a (このIDを非表示/違反報告)
西園寺氷空音(プロフ) - 面白いですね！お気に入りさせていただきました！ (2019年1月19日 19時) (レス) id: 79f8ec9787 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - お返事ありがとうございます！すいません、よく確認してみたらわたしの勘違いでした（ ; ; ）主人公の苗字でした、、 (2019年1月16日 0時) (レス) id: 6aecb5f766 (このIDを非表示/違反報告)
上條 蕾(プロフ) - 鈴松信@誤字り姫さん» ドラマですね！何かしら備考、ですか……。アドバイス、ありがとうございます！ (2019年1月15日 23時) (レス) id: 8567a7d25a (このIDを非表示/違反報告)
鈴松信@誤字り姫(プロフ) - 上條 蕾さん» ドラマか何かなんですかね?詳しくしらなくてごめんなさい…でも今みたいに勘違いが起きちゃうかもしれないので設定じゃなくても何かしら備考はつけた方がいいと思います (2019年1月15日 22時) (レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：上條 蕾 | 作成日時：2019年1月9日 21時
