72.カウントダウン ページ23
美貴さんとジミンが家に来て、ジミンがあの時の事を謝ってくれた。
私は会うのが怖くて避けていたのに…
きっと、凄く勇気を出してくれたと思う。
嬉しかった。
でも………
あれは何だったの？！
急にキスされて…
む、胸………
しかも、私の事好きって言った？
愛してる…って……
んな事ある？！
聞き違いかも知れない…
うん、そうだ…
聞き間違いだ。
『…………』
ジミンの触れた場所がまだ熱い。
思い出しただけで顔から火が出そうなくらい、熱い…
(どうしよう…)
-〜♪♪♪〜-
『はい。』
「さっきはどうも。」
『あ、うん。
どうしたの？』
「病院の事だけど、お前絶対行かない気がして(笑)」
『あはは…バレてた？(苦笑)』
「嫌なのは分かるけど、行かないと駄目だ。
嫁が、明日来いって。
午後で良いから。」
『分かった。
絶対行くから。
何か、何から何までごめんね…』
「いや、気にするな。
まずは、明日。
ちゃんと行けよ…
じゃ、遅くにごめんな。」
『うん、ありがとう。』
電話を切りため息を吐く。
『はぁぁ…。病院か…』
やっぱり気が進まない。
でも秀人君の奥さんにも悪いし、行かなきゃ…。
…………………………………………………………
翌日。
-13時20分-
午後一番の診察に間に合うように、自宅を出る。
(秀人君の奥さんって同い年かな？
前の時の心療内科の先生は、結構なお爺ちゃん先生だったから、年近いと緊張するなぁ…)
天気も良く、散歩がてら歩いて行く。
病院に着き、受付で予約している事を告げ待合室の椅子に座る。
私の他に二人程いたが、先に私が呼ばれた。
診察室に入ると、看護師さんだけで秀人君の奥さんはまだいない。
「ごめんなさい、お待たせしました。医師の真田です。」
『こんにちは。宜しくお願いします…』
「そんなに緊張しないで(苦笑)
今日は、今、気になる症状があるかどうか、私に知っておいて欲しい事があればそれを教えて欲しいと思います。」
『はい…。』
「じゃあ、まずは気になる症状はありますか？」
『あの…
表情がないって言われて…
私は笑っているつもりだし、鏡を見てもちゃんと笑ってるんです…』
「そうなんですね…
因みに、今笑顔の表情をして貰っても良いですか？」
『こう…ですかね。』
.
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姫星(プロフ) - 初めまして！お話読ませて頂きました。すごく面白くて大好きです！もしよろしければパスワードを教えて欲しいです。よろしくお願い致します。 (2021年10月9日 20時) (
レス) @page13 id: b0f4fa90f5 (このIDを非表示/違反報告)
Miyoshi(プロフ) - libicalさん» 初めまして！コメントありがとうございます！パスワードはメッセージに送らせて頂きました。ご確認下さい☆ (2021年9月24日 11時) (レス) id: 8b7a46973a (このIDを非表示/違反報告)
libical(プロフ) - 初めまして。お話読ませて頂きました。すごく面白くて、お話に引き込まれてしまいました。もし、よろしければ続きを読ませていただきたいので、パスワードを教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。 (2021年9月24日 7時) (レス) @page5 id: 412d77e60a (このIDを非表示/違反報告)
Miyoshi(プロフ) - minhoさん» 初めまして！面白いと言って頂けてとても嬉しいです(#^.^#)メッセージをお送りしたので、ご確認下さいm(._.)m (2021年7月27日 1時) (レス) id: 8b7a46973a (このIDを非表示/違反報告)
minho(プロフ) - はじめまして、凄く面白くて一気に読ませて頂きました！よろしかったら4のパスワードを教えて頂けないでしょうか？ (2021年7月26日 22時) (レス) id: fefe1bf8de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Miyoshi | 作成日時：2021年4月9日 2時
