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月夜 ページ20
「盛り上がってるところすまねぇ……！ 明日は姫さんがリトの村ヴァ・メドーの様子を見に行ってよ！ 早めに出たいらしいから、朝の4時に食堂で集合だ！」
連絡しに来てくれたダルケルに、ミファーと礼を言うと、ダルケルがその……と物言いたげな表情を見せた。
｢「なに？」｣
「話に混ぜてほしいんだが……」
威厳で男気のあるダルケルなのに、何だか女々しくてミファーと顔を合わせて笑ってしまった。
つられてダルケルも笑い、夜に3人の笑い声が高らかに響いたのであった。
……でも、私の目的は違う。
ましてや敵を仲間に見てはダメだ。
私はガノン様、コーガ様に忠誠を誓うイーガ団なのだから。
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作者名：rikorisu | 作成日時：2020年3月25日 16時
