人の気持ちも知らないで…【ヒロアカ】

脳無 ページ19

貴方side

私は百達に個性で作った、気絶程度で済む棒を渡して大広間に向かった。

…大広間には出久や轟君が居た。
……今度こそ、守るんだ。

相澤先生も、出久も。轟君だって。
切島君だって、爆豪君だって。

切島･轟「あ、神崎!?」

貴方『よっ！皆無事なら何より！
今は極限状態？だけど、皆で協力すれば大丈夫！』


…大丈夫の確証なんて無い。
また出久や皆に言われるかもしれない。

だけど……少しでも元気付けられたら……

死柄木「…能無」

そう手沢山ヴィランが命令？
すると、私の方にのーむ？が拳を振り上げる。

私は寸前で避けた。
怖い、けど…皆を元気付けないと……

少しでも、安心させないと。


貴方『あ、あっぶねー！拳を振り上げるの早いねー！それはそうと……おわっ！は、人の話を……人の話を聞けー！』


多分、一番厄介なのは脳無。

脳無をみんなから遠ざければ、少しは戦いやすくなる……！

貴方『……のーむさんや〜い！
コッチ、コッチー！コッチにおいでー！』

全員「!?」

緑谷「ま、また……！」

切島「な、何やってんだよ！」

私は皆の言葉を無視して、脳無を誘導した。


さっき、火災ルートで友達と喧嘩して……ってあったよね。多分、脳無にも火は効くよな……

私は火の寸前で泊まり、脳無が飛びついた瞬間に避けた。見事脳無は火にジャボン！

すぐに脳無は上がってきた。
なので、今やった事を繰り返しした。

そして5回目。脳無はいつもよりも大きな火にジャボン！とした。

しばらく待ったけど、脳無はあがってこなかった。


貴方『やたー！大成功♪2回目ー！』

私は急いで大広間に戻ると、ヴィランは居なかった。

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