人の気持ちも知らないで…【ヒロアカ】 (ページ11)

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抱く想いページ11

貴方side

休み時間、私はトイレに篭って泣いていた。

貴方『……っ…うぅ…！』

さっき、爆豪君にあんな事言われたからかな…

何が楽しいんだよ!いっつもヘラヘラして!

涙、止まんないや……
変だな……いつもなら直ぐに…止まるのに。

私は…百の事…好きなんだよ。普通に皆に抱く想いじゃなくて……そう、1人に抱く想い……

今度のバスで行くレスキュー訓練……凄く嫌な予感がする……

もし…その時何かあったら……！

…そうなる前に、私の気持ち……言っとくべきだよな………？

貴方『…って、んな事ある訳ねーじゃん！
ナイナイ！有り得ねーって！』

……轟君に、勝てる訳ないし……

百が轟君を恋愛感情で見てるのは入学当初から知ってたよ……なんせ、幼なじみだもの。

何だって、自然と分かるんだ。

百や皆……私の事、庇ってくれた……

だから、あのレスキュー訓練で何かあったら私が守るんだ。……絶対に、ケガなんてさせない。

私がどんな風になっても守り抜く。
特に、轟君や百は。

百が怪我とかするのも、百の悲しむ顔も見たくないし、何よりあんなに夢山さん側の人達に言ってくれたんだ。

貴方『大丈夫、大丈夫、私が守るから……』

緑谷side

さっき、かっちゃんがAちゃんに

なんでいつも笑ってるのか…何が楽しいのか聞いていた。さっき僕が聞こうとしてたのと同じだ。

すると、Aちゃんは今まで見た事の無いような悲しい顔をしていた。

何か……事情があるのかな……？

それに、トイレから帰って来たAちゃんの目、赤かった。